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平成29年第1回(3月)定例会(第4日目) 本文
平成29年第1回(3月)定例会(第4日目) 名簿

  • "県市町村職員退職手当組合負担金"(/)
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  1. 二宮町議会 2017-03-04
    平成29年第1回(3月)定例会(第4日目) 本文


    取得元: 二宮町議会公式サイト
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    会議録トップ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成29年第1回(3月)定例会(第4日目) 本文 2017-03-03 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 212 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 2 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 3 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 4 : ◯町長【村田邦子君】 選択 5 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 6 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 7 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 8 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 9 : ◯職員【椎野文彦君】 選択 10 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 11 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 12 : ◯8番・総務建設経済常任委員長【野地洋正君】 選択 13 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 14 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 15 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 16 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 17 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 18 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 19 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 20 : ◯職員【椎野文彦君】 選択 21 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 22 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 23 : ◯2番・教育福祉常任委員長前田憲一郎君】 選択 24 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 25 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 26 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 27 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 28 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 29 : ◯3番【桑原英俊君】 選択 30 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 31 : ◯7番【露木佳代君】 選択 32 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 33 : ◯13番【添田孝司君】 選択 34 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 35 : ◯11番【根岸ゆき子君】 選択 36 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 37 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 38 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 39 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 40 : ◯職員【椎野文彦君】 選択 41 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 42 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 43 : ◯2番・教育福祉常任委員長前田憲一郎君】 選択 44 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 45 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 46 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 47 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 48 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 49 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 50 : ◯職員【椎野文彦君】 選択 51 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 52 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 53 : ◯8番・総務建設経済常任委員長【野地洋正君】 選択 54 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 55 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 56 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 57 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 58 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 59 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 60 : ◯2番・教育福祉常任委員長前田憲一郎君】 選択 61 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 62 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 63 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 64 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 65 : ◯町長【村田邦子君】 選択 66 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 67 : ◯政策総務部長【安部健治君】 選択 68 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 69 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 70 : ◯1番【小笠原陶子君】 選択 71 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 72 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 73 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 74 : ◯生活環境課長【和田隆彦君】 選択 75 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 76 : ◯健康福祉部参事兼健康づくり課長【戸丸隆司君】 選択 77 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 78 : ◯地域包括ケアシステム担当課長【小椋淳喜君】 選択 79 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 80 : ◯1番【小笠原陶子君】 選択 81 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 82 : ◯7番【露木佳代君】 選択 83 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 84 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 85 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 86 : ◯生活環境課長【和田隆彦君】 選択 87 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 88 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 89 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 90 : ◯健康福祉部参事兼健康づくり課長【戸丸隆司君】 選択 91 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 92 : ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 選択 93 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 94 : ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 選択 95 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 96 : ◯7番【露木佳代君】 選択 97 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 98 : ◯8番【野地洋正君】 選択 99 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 100 : ◯子ども育成課長【中舘恵利子君】 選択 101 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 102 : ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 選択 103 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 104 : ◯8番【野地洋正君】 選択 105 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 106 : ◯子ども育成課長【中舘恵利子君】 選択 107 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 108 : ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 選択 109 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 110 : ◯8番【野地洋正君】 選択 111 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 112 : ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 選択 113 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 114 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 115 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 116 : ◯戸籍税務課長【神保英也君】 選択 117 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 118 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 119 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 120 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 121 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 122 : ◯戸籍税務課長【神保英也君】 選択 123 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 124 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 125 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 126 : ◯13番【添田孝司君】 選択 127 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 128 : ◯教育部長【鐘ヶ江学君】 選択 129 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 130 : ◯13番【添田孝司君】 選択 131 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 132 : ◯教育部長【鐘ヶ江学君】 選択 133 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 134 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 135 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 136 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 137 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 138 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 139 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 140 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 141 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 142 : ◯町長【村田邦子君】 選択 143 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 144 : ◯健康福祉部長【宮川康廣君】 選択 145 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 146 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 147 : ◯13番【添田孝司君】 選択 148 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 149 : ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 選択 150 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 151 : ◯13番【添田孝司君】 選択 152 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 153 : ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 選択 154 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 155 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 156 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 157 : ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 選択 158 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 159 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 160 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 161 : ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 選択 162 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 163 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 164 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 165 : ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 選択 166 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 167 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 168 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 169 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 170 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 171 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 172 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 173 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 174 : ◯町長【村田邦子君】 選択 175 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 176 : ◯健康福祉部長【宮川康廣君】 選択 177 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 178 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 179 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 180 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 181 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 182 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 183 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 184 : ◯町長【村田邦子君】 選択 185 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 186 : ◯健康福祉部長【宮川康廣君】 選択 187 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 188 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 189 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 190 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 191 : ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 選択 192 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 193 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 194 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 195 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 196 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 197 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 198 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 199 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 200 : ◯町長【村田邦子君】 選択 201 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 202 : ◯都市部長【成川 一君】 選択 203 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 204 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 205 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 206 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 207 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 208 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 209 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 210 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 211 : ◯町長【村田邦子君】 選択 212 : ◯議長【二見泰弘君】 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 会議の状況                     午前9時30分 開議 ◯議長【二見泰弘君】 皆様、おはようございます。  ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。    ────────────────────────────────    日程第1 平成29年度町長施政方針 2: ◯議長【二見泰弘君】 日程第1「平成29年度町長施政方針」を行います。 3: ◯議長【二見泰弘君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 4: ◯町長【村田邦子君】 皆様、おはようございます。  平成29年度の予算案並びに諸議案のご審議をお願いするに当たり、ここに町政運営の基本方針とともに、概要を申し上げたいと思います。  私が町政をお預かりして2年余りが過ぎ、早いもので、任期の折り返しの年となりました。  平成28年度は、二宮町総合戦略の実質的なスタートの年であり、人口減少社会における暮らしやすい地域づくり、コミュニティの再生に向け、地方創生加速化交付金を活用して、公共施設の適正配置と大規模町有地有効活用に向けた検討を進めたほか、地域の方々が主体となった一色小学校区地域再生協議会を設立し、神奈川県住宅供給公社とも連携しながら、地域活性化・再生事業に取り組みました。また、第5次二宮町総合計画中期基本計画の初年度として、安心して出産できる体制整備のため、妊婦検診補助を拡充したほか、待機児童解消のため、民間と連携し、(旧)ITふれあい館に駅前保育所を開設しました。  教育面でも、コミュニティ・スクールの導入準備や「にのみや子どもはぐくみ塾」を開催するなど、地域とともにある学校づくりに向け、着実に施策を推進しました。  議員各位並びに町民の皆様には、多大なるご理解とご協力を賜りましたことに心より御礼申し上げます。  さて、平成29年度政府予算案を見ますと、「経済再生と財政健全化の両立を実現する予算」として、一億総活躍社会の実現や働き方改革など、経済再生の取り組みを進める中でも、メリハリをつけた予算として、歳出の各分野において効率化を図るための制度改革などを進めていくこととされております。  二宮町においても、少子高齢化・人口減少が進行する中で、これまでの成長戦略とは異なった視点を持って行政サービスのあり方を見直し、時代の流れを捉えて、成熟社会への転換に必要なサービスを維持・向上させるために、必要な施策を見極め、選択と集中の視点を持っていくことが必要であると考えております。  就任当初より申し上げているとおり、町の主役は町民であり、まちづくりに力を発揮していただくために、さまざまな場面を捉え、町民の皆様のご意見を伺ってまいったところですが、今後も、まちづくり移動町長室など皆様のところに出向き、意見交換を行っていく中で、それぞれの課題を明確にしながら、将来を見据えた方向性をしっかりと見極めてまいります。  社会全体が成長から成熟へと移行する中で、平成29年度は、必要な施策について選択と集中の視点を持って見直し、中・長期的な視点を持って、未来につながる施策を推進することで、「ずっと住み続けたいまちづくり」として予算(案)を取りまとめました。  それでは、予算編成の総括的な内容について申し上げたいと存じます。
     新年度予算5会計の予算総額は、156億740万3,000円となり、昨年度と比較しまして0.6%の増となりました。このうち一般会計は76億7,600万円で、0.7%の減、特別会計は79億3,140万3,000円となり、1.9%の増となりました。  初めに、歳入です。  町税収入は、個人住民税や軽自動車税で増収を見込む一方、地価下落などの影響により、固定資産税では約1,200万円の減収を見込み、町税全体では前年度対比0.1%の減となっております。  地方消費税交付金は、国内の消費動向等を勘案し、2.4%の減を見込みます。  国庫支出金は、地方創生推進交付金や防災・安全交付金が増加しますが、臨時福祉給付金等給付事業が終了したことにより、4%の減となります。  繰入金として基金に積み立てた寄附金を活用する一方で、財源調整に係る繰入れを抑制し、公共施設の再配置など、近い将来に控える投資的事業に備え、財政基盤の強化に努めます。  また、町債は、大磯町リサイクルセンター整備事業負担金や中里第一架動橋長寿命化修繕工事などについて起債することから、一般会計で2.5%増となっていますが、将来負担の軽減のため、起債額が公債費の元金償還額を上回らないよう、臨時財政対策債を抑制するとともに、下水道事業債の縮減にも努め、全会計合計で、平成29年度末残高見込みを、就任時の平成26年度末と比較し、約7億8,741万円の減となる約131億3,000万円といたしました。  続いて歳出です。  平成29年度は、二宮町総合戦略の計画期間である5カ年の中間地点となる3年目を迎えるとともに、第5次二宮町総合計画中期基本計画においても、中間地点の2年目となり、これまで着実に地固めをしてきた施策について、さらに前へ前へと進めることで、町民の皆様が安心して住み続けられるよう、事業展開を図ってまいります。  それでは、新年度予算の重点施策・事業について、二宮町総合戦略の4つの基本目標に沿ってご説明申し上げます。  1つ目の基本目標は、「安心なくらしを守り、住み続けられる地域をつくる」です。  二宮町総合戦略に掲げた第1の基本目標を達成するためには、町の最大の財産である町民力を最大限、発揮していただきながら、民間とも連携し、行政サービスを向上させ、町民の皆様に「安心な・暮らしやすい・住みやすい・住み続けたい」と思っていただけるような地域づくりが必要です。  将来にわたる持続可能なまちづくりのために、高度経済成長期に整備してきた多数の公共施設の老朽化が大きな課題となっています。公共施設の再配置・町有地の有効活用については、国の地方創生推進交付金を活用し、平成28年度末に策定する策定方針に基づく実施計画を策定します。この計画の策定に当たっては、町民の皆様との意見交換の場を設定し、将来の町の人口構成や財政状況などをお示しすることで、現状を共有していただきながら、将来の町のあるべき姿について、方向性を示していきます。  昨年4月に起きた熊本地震では、庁舎が崩壊し、行政機能が確保できない自治体がありました。災害時における行政機能と災害対策本部機能を確保することは急務ですので、今後の庁舎のあり方については、公共施設再配置の検討に先行し、耐震補強や移転などのあらゆる手法について、財源を確保することとあわせ、速やかに比較・検討に着手し、早期に結論を得たいと考えています。  一方、小中学校の再編についても、コミュニティ・スクールの導入や小中一貫教育の導入の検討とともに、学校規模の適正化や学校施設のあり方についても、教育委員会を中心に、連携を図りながら検討を進めてまいります。  また、町内に73カ所ある公園・広場については、平成28年度に策定した「公園統廃合に関する基本方針」に基づき、本来の設置目的を確認しながら、現状の利用実態を踏まえた公園統廃合計画を策定し、用途に応じた特色ある公園づくりを進めてまいります。  安心して暮らし続けるためには、健康であることも重要になります。町民の方々の健康寿命の延伸のために、健康づくり・未病改善事業の拠点として、神奈川県とも連携しながら、現在の保健センター内に「未病センターにのみや」を設置します。  また、昨年度から始めている町民温水プールを活用した子どもから大人までの健康づくり・未病改善事業では、幼少期からの体力づくりのための水泳教から、生活習慣病などの予防・改善を目的とした水中教室など、幅広い世代の健康づくりに取り組むほか、神奈川県、民間事業者、県内自治体が連携して実施している未病サミットにも参加し、町民一人一人が主体的に健康の維持・増進に取り組み、ライフスタイルを見直し、健康意識の改革にもつながるよう、イベントなどを通じて普及啓発を図ってまいります。  一方、介護保険制度においては、住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、医療・介護・住まい・生活支援・介護予防が確保される仕組み、いわゆる地域包括ケアシステムの構築が位置づけられています。今年度はその1つである介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)が具体的に動き始めます。  地域の中では、社会参加の機会や活動の場の確保、お互いの見守りや助け合いの拠点となる「地域の通いの場」を整備し、地区社協や自治会、ゆめクラブ、民生委員などの住民活動と民間事業者、社協、町によるオール地域で介護予防と地域コミュニティの醸成を進め、あわせて地域福祉組織の枠組みの見直しにも取り組んでいきます。  また、一色小学校区地域再生協議会が実施する地域再生・活性化事業については、地域コミュニティの活性化の実現性・持続性を高める取り組みなど、町内のモデル地区となるよう、国の地方創生推進交付金を活用しながら必要な支援を行います。  災害に強いまちづくりでは、消防署に設置している防災行政無線操作卓を更新し、役場庁舎からも操作を可能とするとともに、防災行政無線が聞き取りにくい場合などに、お電話で確認していただけるような機能を追加します。また、購入から15年が経過した消防署の消防ポンプ車を更新し、消防・救急活動の充実強化を図っていきます。  2つ目の基本目標は、「二宮の強みを活かした魅力あるくらしを提案し、新しい人の流れをつくる」です。  二宮町は都会に近く、東京・横浜方面への通勤圏にありながら、豊かな自然環境や温暖な気候に恵まれ、また、町に暮らす人々の温かさにあふれる暮らしやすい町でありますが、知名度は決して高くはありません。  平成27年度に作成した町のPR動画「菜の花畑のニーノ~二宮町においでよ~」は、総務省の全国移住ナビ「市町村プロモーション動画」の部門で、7月には全国6位の視聴数となり、その後、関連動画が作成されたり、グッズの販売につながったりと、町民発の動きが加速化しています。  町でも、「二宮が大好き」で「二宮町のよさをみんなに知ってもらいたい」と思っていただいている方をメンバーとして「にのみやLOVERS~まちの魅力伝え隊」を発足し、実際に体験した出来事や、肌で感じている町の魅力、温暖で自然に恵まれた環境や人の温かさなど、さまざまな魅力を町民目線での活動を通じて発信していただくだけでなく、移住セミナーや移住フェアなどにおいても、町の魅力を直接、参加者に伝えていただくことで、新たな人の流れを創出し、転入促進を図ります。  空き家対策では、平成27年度に設立した空き家バンクなどを活用し、空き家の解消を図るほか、民間とも連携した効果的かつ効率的な空き家施策を推進するため、空き家等対策計画を策定します。  さて、議会からもご要望をいただいていた小中学校の冷暖房設備については、学校規模の適正化の検討が進む中、すべての教室に一度に設置することはできませんので、まずは、今年度、各校の特別教室に1教室ずつですが整備し、その効果を確認しながら、今後についての検証をしていきたいと考えています。  また、すべての児童生徒が安心して学べる教育環境を充実させるため、引き続き、一人一人の成長に寄り添ったきめ細やかな支援や相談体制を充実していきます。  一方で、明日のまちづくりを担う児童生徒の確かな学力の向上と、みずから学ぶ「生きる力」の育成が大切です。  そこで、平成27年度から二宮小学校で実施している野外キャンプを、すべての小学校に実施することで、集団生活を通じて児童同士がお互いを思いやり、協力する心を育てます。  また、町民温水プールでの小中学校の水泳授業を継続し、児童生徒の体力向上を図るとともに、英語による実践的なコミュニケーション能力を高める教育の充実に取り組んでまいります。  さらに、平成32年度から導入される新しい学習指導要領を見据えた小中一貫教育の研究の一環として、英語科の乗り入れ授業を実施します。中学校の教員が小学校へ出向き、授業を行うことで、専門性を活かした授業や中1ギャップへの対応を図ります。  三つ目の基本目標は「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえ、子育てを楽しめる環境をつくる」です。  子育て世代の方々がこの町にずっと住み続けたいと思っていただくためには、安心して出産・子育てができる環境が整っていることが不可欠です。  共働き世帯が増加している中で、妊娠期、出産期、育児期における切れ目のない支援の充実・強化に向けたさまざまな取り組みを進めてまいりましたが、平成29年度は、保健センターの機能を強化し、母子保健に関するワンストップの拠点として、子育て世代包括支援センターを設置し、妊娠期から子育て期にわたるまでのさまざまなニーズに対して、お互いに顔の見える総合的な相談ができる体制を整備いたします。  また、これまで二宮町では保護者が主体となって学童保育が運営されてきましたが、時代とともに働き方も変化し、仕事をしながらの運営は非常に負担になるというご意見が増えてきました。そこで、平成29年度より各小学校に設置している3つの学童保育の運営主体を民間事業者に変更することで、保護者の負担を軽減し、3つの学童で同様のサービスが提供されるようにいたしました。  なお、学童保育のニーズは近年、増加傾向にありますので、他の民間学童保育所に対する新たな補助制度を制定し、連携を図りながら、町としても支援をしていくこととします。  病後児保育事業については、需用と供給のバランスやサービス提供体制などについて、引き続き検討し、広域連携も視野に入れながら、平成30年度の実施に向けた調査・研究を行います。  四つ目の基本目標は、「二宮町で安心して働き、仕事を生み出しやすい環境をつくる」です。  二宮町には大きな企業がなく、町内に一定規模のまとまった雇用を生み出すことは難しい状況にありますが、将来にわたって持続可能なまちづくりを展開するためには、身近な地域で働く希望をかなえ、安心して働ける環境をつくることが求められています。  そこで、新たな起業者支援対策として、商工会とも連携しながら創業支援事業計画の策定について検討を行い、起業・就業の機会の拡大を促進していきます。  また、平成28年度は町の事務及び事業に伴い発生する温室効果ガスの排出削減を目的とした「二宮町地球温暖化対策実行計画」の策定を進めるとともに、自然環境を活かした再生可能エネルギーの導入の可能性について委員会を設置し、検討を重ねてまいりました。これと並行して町民の動きも活発になり、3月5日には、町民有志によるエネルギーに関するシンポジウムが開催されます。民間による再生可能エネルギーの事業化に向け、町としてどのような支援が可能なのか、平成29年度は研究会を設置して検討を進めてまいります。  町の経済を活性化させるためには、小売商店の活性化も欠かすことのできない要素です。そこで、商店連合協同組合と町が連携し、町の重点施策である健康づくり・未病改善事業に参加した方へ、インセンティブとしてJOYカードのポイントを付与することで、町民の未病改善の推進とJOYカードの周知、普及の相乗効果を図り、商業振興につなげてまいります。  以上、二宮町総合戦略に位置づけた施策のほかに、第5次二宮町総合計画に示す4つのまちづくりの方向性に沿って、ご説明申し上げます。  「生活の質の向上と定住人口の確保」では、平成28年度に引き続き、高齢者保健福祉計画及び第7期介護保険事業計画を策定するほか、平成28年度繰越明許費で実施される給付金について、対象となる方々に、漏れなく、かつ速やかさに給付してまいります。  「環境と風景が息づくまちづくり」では、平成28年度より着手している「二宮町の開発事業における手続及び基準等に関する条例」を平成30年1月を目途に施行することとし、町との協議手続や周辺住民への周知などを明確に位置づけ、町の特性に応じた良好なまちづくりの実現に向け指導を図ってまいります。  また、墓地や納骨堂などの経営の許可に関する権限については、県からの移譲の可能性を、有識者や関係者などの意見を聞きながら、引き続き検討してまいります。  公共下水道の整備については、引き続き、釜野地区及び百合が丘一丁目の面整備を実施するとともに、老朽化しているし尿処理施設の改修に向けた実施計画を策定し、環境整備に努めます。  観光の振興については、吾妻山公園やラディアン花の丘公園などの自然環境のよさを活かし、歴史・文化施設など町の魅力を満喫できるような観光情報を充実させ、町民の皆様や観光協会・商工会などとも連携しながら、情報発信の強化に努めてまいります。  図書館については、引き続き図書館基金を活用し、ティーンズコーナーのリューアルや児童書の充実を図るとともに、通年で「こどものほんコーナー」に相談員を配置し、利用促進を図ります。  「交通環境と防災対策の向上」では、地域説明会や町民意見募集の結果を踏まえ、平成29年10月よりデマンドタクシーは休止とし、新たなルート及び時刻によるコミュニティバスの運行を開始します。  また、道路及び橋りょうに関しては、長寿命化計画に沿って整備を行うこととし、老朽化している中里第一架動橋の長寿命化工事を実施するほか、通学路をはじめとした町全体の道路・歩道の安全確保と利便性の向上を図ります。  最後に、「戦略的行政運営」では、第4次二宮町行政改革大綱に沿って、人事評価制度の適正な運用や職員研修等を積極的に推進し、職員の能力向上を図るとともに、事務の効率化や町民サービスの向上を図るため、新たに職員提案を制度化し、職場環境など働き方の改善や、町民サービスの向上につなげ、スリムで効果的な行財政運営を確立し、強い組織づくりに努めてまいります。  また、まちづくり移動町長室については、町民の皆様との大切な意見交換の場として、引き続き開催し、町の課題について共有し、しっかりとした情報を提供しながら議論を深め、未来につながる方向性を見定めていきます。  なお、広域行政では、平塚市・大磯町との消防指令業務の共同運用がいよいよ4月から始まりますが、119番通報や消防署の出動態勢はこれまでどおりですので、ご安心をいただきたいと思います。さらに新たな機能として、音声による通報が困難な方のための「NET119・緊急通報システム」が導入され、事前に登録したスマートフォンや携帯電話等を利用し発信することで、位置情報を伝えるとともに、文字によるやりとりで症状などが確認できるようになります。  また、平塚市・大磯町とのごみ処理広域化によるごみ処理推進のためのリサイクルセンターの整備に関する負担金を支出していきます。  続いて、特別会計についてです。  初めに、国民健康保険特別会計です。近年、医療の高度化等に伴い、医療費の増加により厳しい会計運営が続いているため、保険税の見直しを行い、持続可能で安定した保険運営を図ってまいりますので、ご理解をお願いいたします。  また、引き続き、特定健康診査及び特定保健指導の実施を図るとともに、新たにレセプト等のデータの分析、それに基づく加入者の健康増進のための事業計画として「データヘルス計画」を作成し、医療費の抑制と効果的な保健事業につなげてまいります。  後期高齢者医療特別会計では、後期高齢者の増加に伴う医療費の増加に対し、健康診査の拡充など広域連合と連携し制度運営に努めてまいります。  介護保険特別会計については、今後も高齢者の増加と高年齢化に伴う介護給付費の増加が見込まれる中で、持続可能な介護保険制度の確保を図りつつ、制度改正等の見直しに伴う事務を着実に進め、引き続き適切な介護予防・介護サービスと地域支援事業を提供し、高齢者が可能な限り健康で自立した生活を送ることができるよう、利用者のニーズに応じた体制を確立してまいります。  下水道事業特別会計につきましては、国庫補助金などの財源を確保しながら、引き続き、区域の拡大を図るとともに、接続率の向上及び経費の節減に努め、経営の健全化を図ります。  最後になりますが、少子高齢化や人口減少が進行し、成熟した時代を迎える中でも、豊かな自然環境や温暖な気候、歴史・文化や温かい町民の方々など、地域に息づく豊富な財産が最大限に活かされるよう、町民の方々と連携・協力しながら、すべての世代の方から選ばれるよう、また、二宮町にお住まいになっている方にも、これから住んでいただく方にも、「ずっと住み続けたい」と思っていただけるような町を目指してまいります。  引き続き、議員各位、そして町民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げ、施政方針とさせていただきます。  よろしくご審議の上、ご賛同賜りたくお願い申し上げます。 5: ◯議長【二見泰弘君】 これをもって平成29年度町長施政方針を終結いたします。    ────────────────────────────────    日程第2 議案第1号 二宮町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の               一部を改正する条例審査について    日程第3 議案第2号 二宮町職員の育児休業等に関する条例の一部を               改正する条例審査について 6: ◯議長【二見泰弘君】 お諮りいたします。日程第2「二宮町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第1号、日程第3「二宮町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第2号を一括議題とすることにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 7: ◯議長【二見泰弘君】 ご異議なしと認めます。よって、その一括議題といたします。 8: ◯議長【二見泰弘君】 職員をして朗読させます。 9: ◯職員【椎野文彦君】 (朗  読) 10: ◯議長【二見泰弘君】 委員長の報告を求めます。 11: ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。       〔8番・総務建設経済常任委員長(野地洋正君)登壇〕 12: ◯8番・総務建設経済常任委員長【野地洋正君】 総務建設経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。  去る2月28日の本会議におきまして、本委員会に付託されました町長提出議案第1号「二宮町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」、及び町長提出議案第2号「二宮町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」を一括議題として、3月1日、第一委員会において委員会を開催いたしました。  出席者は委員全員、町長、副町長、政策総務部長、総務課長、庶務人事班長、及び傍聴議員でした。  提出者からの補足説明のあと、直ちに質疑に入りました。概要は次のとおりです。  委員「第1号議案だが、3回を上限として、合計6カ月の範囲内ということは、数年にわたっても適用されるのか。例えば10年間かけて取得してもよいのか。」執行者「現行は1回に限り、連続する6カ月の期間ということであるが、改正後は期間は6カ月と変わらないが、3回に分けてとれるようになるということであり、毎年6カ月とれるということではない。また、その場合、同じ介護対象者で、同じ傷病名である場合に限られる。」委員「連続と合計の違いがわからない。」執行者「現状の条例そのものが連続する6カ月ということで、当然、分割はできない。単に分割してとることができることを決めたということなので、1年に1カ月ずつ取得し、6年で6カ月ということはできない。」  以上、質疑を終了し、討論に入りましたが、討論はなく、町長提出議案第1号、第2号を採決したところ、両議案とも全員賛成により原案のとおり可決されました。その後、執行者より討論の修正の申し入れがありました。内容は次のとおりです。  指定期間においては、複数年にまたがり取得することも可能であり、例えば要介護者の病状が医師等の診断により5年間継続するといった見込みがあった場合、指定期間を5年と定め、その中で最大2カ月ずつ3回、合計6カ月取得ができる。  全議員、この内容で了承いたしました。  以上、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 13: ◯議長【二見泰弘君】 ただいまの委員長の報告に対する一括質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 14: ◯議長【二見泰弘君】 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。              (「なし」との声あり) 15: ◯議長【二見泰弘君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第1号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 16: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第1号は原案のとおり可決されました。  これより町長提出議案第2号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立)
    17: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第2号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第4 議案第3号 二宮町国民健康保険税条例の一部を改正する条               例審査について 18: ◯議長【二見泰弘君】 日程第4「二宮町国民健康保険税条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第3号を議題といたします。 19: ◯議長【二見泰弘君】 職員をして朗読させます。 20: ◯職員【椎野文彦君】 (朗  読) 21: ◯議長【二見泰弘君】 委員長の報告を求めます。 22: ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。       〔2番・教育福祉常任委員長前田憲一郎君)登壇〕 23: ◯2番・教育福祉常任委員長前田憲一郎君】 教育福祉常任委員会の委員長報告を申し上げます。  去る2月28日の本会議において、本委員会に付託されました町長提出議案第3号「二宮町国民健康保険税条例の一部を改正する条例」を議題として、3月1日、第一委員会室において委員会を開催いたしました。  出席者は委員全員、町長、副町長、健康福祉部長、福祉保険課長、保険年金班長、及び傍聴議員でした。  執行者側から補足説明を受けたのち、直ちに質疑に入りました。概要は次のとおりです。  委員「厳しい財政状況であったにもかかわらず、単年度収支と基金残高で調整していくわけだが、平成27年度まではうまくやってきた。平成28年度の予算は2億円下げているが、前期高齢者が減り、後期高齢者に移るので、保険給付費が下がるという説明だった。平成28年12月の補正でみると、1億3,600万円不足している。なぜそのような予算を立てたのか。補正は12月に行ったということは、昨年のうちに内容を検討せざるを得ないことがわかっていたのではないか。3月に持ってきた理由を聞きたい。」執行者「平成28年度予算編成過程において、平成23年度から平成26年度の実績、平成27年度秋までと今後の推計を加味した中で、平成28年度の積算をしている。年度末に医療費が非常に伸びた。予測を超える結果が出てしまい、そのときには平成28年度予算が決まっていた。12月補正のときに提案すべきというのはもっともであるが、税率改正するには、実情を踏まえ、さらに国民健康保険運営協議会に諮る必要があるので、難しい状況であった。」委員「国保税の値上げに反対ではなく、この窮状がよくわかっていて、むしろ二宮町では値上げをする時期を逸して遅かったのではないかと感じている。10%の増は非常に大きく、子育て世代では急激な値上げになるので、もう少し調整すべきではなかったか。平成28年度予算作成時に問題があったのではないか。保険給付費の見込み違いと前期高齢者交付金の見込み違いをもう1度、説明してほしい。」執行者「前期高齢者交付金の算定根拠になるのは、平成26年度にかかった医療費がもとになっている。算定基準が前々年度になる。平成26年度は一時的に医療費が下がった年度なので、他の年度に比べて、もととなる数値が少なかったことに伸び率を掛けたので、平成28年度が小さい額になってしまった。うまく積算ができればいいのだが、なかなかうまくできなかったが、ご理解いただければ。」委員「平成26年度は特殊な年だったので、逆に不幸だったのではないかと思う。これだけ変動してしまうので、保険制度そのものが成り立たないぐらい変動が大きい。そういう意味で不幸なのだが、前期高齢者で見ると、補正後は9億200万円しかなく、来年度の見込みは10億5,000万円に増えているような矛盾点もある。」委員「国保の収支見込みについて、平成29年度単年度だけでは不十分。平成30年度に財政運営が県へ一本化されるということで、長期見通しは出せないのか。」執行者「単年度での分析にとどめた。」委員「改定案では、保険税は近隣市町との比較はどうなるのか。」執行者「平成28年度の保険税との比較では、町村では真ん中ぐらいに来る。」委員「保険税減免、軽減の基準は今と変わらないのか。」執行者「変わらない。」委員「医療分、後期高齢者支援、介護支援と、所得割、資産割、均等割、平等割の配分はどういう考えのもとに行ったのか。」執行者「軽減・減免となる基準については、現行、国の基準にのっとりやっている。」委員「今回の改定案策定に当たり、引上額の縮小や激変の緩和をする方策は検討されたか。」執行者「特別会計の独立を前提に考えた。」委員「これだけ値上げをした今後はもう大丈夫かとだれもが思ってしまうところがある。この先3年は大丈夫と言えるのか。今後の見通しは。」執行者「今後3年間、平気だとは言えない。今の状況からすると、今回、上げたからといって済むような問題ではない。」委員「健康でいること、健康づくり条例制定について一生懸命やっているが、もっと力を入れていかなければならないところだと思うが、考えを聞かせてほしい。」執行者「データヘルス計画を国民健康保険でもつくることになったので、来年度から進めていきたい。保険税イコール医療、病院に行くなとはもちろん言えないので、少しでも健康でいていただくための方策が重要である。」委員「国の算定基準に沿っているとのことだが、町自体、高齢化率が高いので、国保の加入者も非常に高齢化率が高いのではないか。国ではこの比率の部分を見てくれるのか。データヘルス計画の策定に見えてくる傾向や特性、特定健康診査の結果からそうなのかと思う。一定の義務を課して、医療費削減の意識づけができないか。」執行者「2年前の確定数をもとにして伸び率を掛けて試算している。あくまでも予測なので、乖離は出てしまう。データヘルス計画の事業を担当する健康づくり課と連携していきたい。」委員「現在も保険税を支払うのが困難な人がいるが、今回、大幅に保険税が上がるので、フォローする仕組みは今までどおりなのか。新たにあるのか。」執行者「申し出制になってしまうが、状況を細かく確認した上で、当該者と折り合いをつけ、納付できるような分納計画を対応している。」委員「広域連合での議論が見えにくい。また、私たちが医療について踏み込むことが難しい。困っている人が働きかけやすいような呼びかけをしてほしい。」委員「データヘルス計画は、例えば介護保険制度を維持するために総合事業というものを考えているが、健康保険制度維持のための大きな枠組みの医療のための議論は進んでいるのか。」執行者「なかなか運用が進んでいなかったが、健康づくり課の保健師、業者に入ってもらいながら、専門職だけで分析できるように進めていきたい。」  以上、質疑を終了した後、討論に入りました。  委員「反対の立場で討論する。多くの世帯が軽減や減免を受けなければならないのは国保税が高過ぎるため。制度はもはや単独では成り立たず、一般会計からの繰入れも含めて、あり方を考える必要がある。子育て世代で、大磯町や中井町の現在の保険税とは年額で5万円ほど高くなってしまう。均等割で1人当たり3,000円の引き上げは、子育て世代を直撃し、子育て支援という政策になじまない。以上の点から反対。」委員「賛成の立場で討論する。値上げの理由は保険給付費が上がって、保険税が上がる。にもかかわらず、医療費の高騰が起っている。そのときの国民健康保険は普通の被保険者が保険税を払ってサービスを受けるだけでなく、国民健康保険の安定のために、いろいろな調整機関が働いている。補助金、交付金の算定の中で異常な数値が出てきてしまった。傾向として、前期高齢者が減るという予測だったが、前期高齢者は減ったが、医療給付費が増えてしまったことによるものであると理解した。今回の保険税の値上げは致し方ないということで賛成する。」  以上、これをもって討論を終結し、採決に入りました。町長提出議案第3号を採決したところ、賛成多数により原案のとおり可決されました。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 24: ◯議長【二見泰弘君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 25: ◯議長【二見泰弘君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。 26: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。 27: ◯9番【渡辺訓任君】 私は町長提出議案第3号につきまして、委員長報告、原案ともに反対の立場で討論をいたします。  町提案は、国保税を世帯平均で約9%引き上げるというものでした。この引き上げには二宮での暮らしと、そして行政のあり方を考えさせられる問題を含んでいると考えています。現在、合計2,000世帯足らずが軽減を受けている。加入世帯数が約5,000世帯ですから、約4割の世帯がそういった措置を受けているわけであります。  これほど多くの世帯が既に軽減や減免措置を受けなければならないというのは、既に国保税が高過ぎるためで、制度としてはおかしな状態に陥っていると考えます。今、国保の加入者の多くは、町が加入者の高齢化を指摘するとおり、会社を退職して社会保険に加入できない、そういった方、それから自営業者の皆さん、社会的・経済的に立場の弱い方になっているわけであります。国保については、運営を維持することが目標なのではなく、加入者の医療を保障する、命を支えるということが大きな目標なのではないでしょうか。  県内でも多くの自治体が一般会計からの繰り入れで国保税額を抑えています。国も一般会計からの繰り入れについては認めており、国保運営については、一般会計からの繰り入れも含め、その運営のあり方、考える必要があると考えます。  2点目は、この引上げ額が非常に大きく、加入世帯の家計を直撃するということであります。今でも国保税が高い、重いということが頻繁に訴えられるわけでありますが、40歳代の夫婦で課税所得が300万円、2人の子どもがいるというモデルで計算をしてみますと、今回の改定で年額4万7,000円上がって、49万9,000円になります。月で4,000円、二宮町の場合は9回払いのやり方をとっていますから、1回当たり5,200円という値上げになるわけであります。年間の収入10%をはるかに超えるぐらいが国保税になるという、そういう計算です。  3点目は、近隣町村との比較であります。あくまでも今年度の保険税との比較ですが、大磯町や中井町とは子育て世代で、ざっくり計算して年額5万円ほども高くなってしまうと試算されるわけです。自治体間の比較は、今やウェブサイトで簡単にできるわけですから、私自身はこのことで選ばれる町から外される、こういうことが起こらないか心配をしております。  4点目でございます。均等割を引き上げている点です。均等割は大人も子どもも1人当たりで課税される、そういった人頭税的なものだと私も指摘をしてまいりましたが、均等割額の1人当たり3,000円の引き上げは、これこそ子育て世代を直撃するわけです。せっかく所得制限付ではありますが、小児医療費の補助が中学校卒業まで実現されても、国保加入世帯では子ども1人当たり、医療分、後期高齢支援分を合わせると、3万2,000円は支払うことになるわけです。子育て支援を言うならば、均等割の引き上げというのは、政策的にぶつかっていくのではないかと思います。  最後に、町債発行の件です。前期高齢者交付金の精算による2億円の収入減、そこから発生する9,400万円の町債も、本来は次の世代に残さず、一たん町として補てんすることはできないでしょうか。私は制度維持という観点ではなく、町に対しては、保険者として、特に社会的・経済的に立場の弱い方の多い加入者の暮らし、医療を守るという立場から、加入者への配慮を求め、本条例案には反対をいたします。  以上です。 28: ◯議長【二見泰弘君】 桑原議員。 29: ◯3番【桑原英俊君】 私は議案第3号「二宮町国民健康保険税条例の一部を改正する条例」に対して、委員長報告のとおり賛成の立場で討論いたします。  今回の改正内容は、国保の税額を10%程度引き上げるというものです。二宮町は平成20年度に国保税率を引き上げてから今までの間、1度も引き上げを行わずやってきました。これは加入者の方のご協力や町の予防事業の効果というものもあったのではないかと思いますが、残念ながら、今回、急激を医療費の上昇などの影響を受け、基金も底を突いて、なおかつ保険給付費の足りない分、9,400万円の補てんを県からの借り入れを行うこととなったということです。  今現在の二宮町の1世帯当たりの国保税は15万9,000円ほどと思いますが、神奈川県の14町村の中で比べてみても、13位という低い位置にあります。こういった状況と二宮町の今、置かれている財政事情を考え合わせてみると、一般会計から繰り入れるなどして国保会計を立て直すというような考えは、残念ながら、とても難しいと思います。  現在の二宮町の国民健康保険を取り巻く状況は厳しいと思います。平成30年度には運営の広域化という課題もあるということです。担当課におかれましては、今後もさらに予防等の事業や税の収納率向上に対して頑張っていただきたいと思います。  二宮町国民健康保険運営協議会においても、各種審議され、条例改正案は了承いただいているとのことでもあります。そういったことも含めて、今、国保に加入されている町民の皆様にご負担をかけることになり、苦渋の選択ということになりますが、制度維持のためたにはやむを得ないことと考えるものであり、委員長報告に対して賛成の討論といたします。 30: ◯議長【二見泰弘君】 露木議員。 31: ◯7番【露木佳代君】 私は議案第3号の委員長報告に反対、条例に反対の立場で討論いたします。  まず初めに、私は委員会審査では賛成の立場をとりました。本会議場でその立場を変えるというのは、議員の資質を問われる大変恥ずかしいことではあるとは認識しております。これはまさに私の勉強不足がもたらしたことでしかございません。  委員会審査において賛成しましたのは、ただいまの委員長報告や審査中の執行者による答弁の中で、今回、このような状況に陥ったしまった原因において、致し方ない部分があり、また平成20年以降、これまで値上げをしてこなかったということで、値上げしなければ制度そのものが崩壊すると、その限界に来ているということで理解いたしました。  しかし、審査中に私の中で引っかかった部分などをその後も見ていくうちに、税を算定するための所得割、資産割、均等割、平等割の要件を県内の他市町村と比較してみたとき、0歳から74歳未満まで一人一人均等にかかる均等割の額に工夫の余地はなかったのかと疑問を持ちました。  医療分、後期医療分、特に介護支援の額に関しては多額になっており、その額は私が比較したものですと、改正後の二宮町は県下で最も高い金額になります。執行者側からの資料の計算例によりますと、子育て世代の例では5万5,000円の増ということで、やはりこれは均等割の設定が大きく影響しているのではないかと考えます。子育て世代に選ばれる町を目指す町の姿勢と逆行いたします。  今回、値上げせざるを得ない状況に至った背景は理解いたしましたが、このように他市町村との比較をしてみると、その算定方法にさらなる工夫を求めるべきではないかと考え、議案第3号に反対いたします。 32: ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 33: ◯13番【添田孝司君】 条例の改正、そして委員長報告に対し、賛成の立場で討論いたします。  既にご説明のとおり、高齢化、そして医療費の高騰に伴い、年々、この国保の財政状況は悪化しています。実際には、例えば1人当たりの保険給付費の増に見合うような1人当たりの保険税の増加というものはなされておらず、とうに保険税を上げることで調整が必要であった状況であろうと推測いたします。  しかしながら、高齢化に伴って、先ほどの委員長の報告にもありましたが、前期高齢者の医療給付費と前期高齢者交付金、国の交付金、この関係が複雑に絡み合っています。平成27年度まで急激に保険給付費は増加しましたが、前期高齢者交付金は過去の交付金の実績に基づいて計算されるというタイムラグがあり、27年度までどうにか国保の財政は健全化を保つことができました。  しかし平成28年度の、この後に審議されます補正予算を見ますと、急激な悪化が見られるわけです。それは、このポイントとなる高齢化に伴う前期高齢者、この医療費交付金が大きく影響しています。前期高齢者の交付金が大幅に減少し、にもかかわらず医療給費金が減っていないという状況になっています。  それによって、今回、貯金であった財政調整基金を1億1,900万円繰り出し、なおかつ県から町債として9,400万円を借りざるを得なかった。これは既にこの国保のシステムを維持するためには、もう値上げはやむを得ないという状況ではないかと思います。  そういうことで、本改正には賛成なんですが、それもそうでありますが、行政側にお願いしたいのは、徴収率のさらなる向上、それから先ほど来出ておりますレセプトの分析による無駄の削除、例えば無駄な重複受診の削減とか、ジェネリック医薬品の促進、そのような医療費の削減に向けた施策を講じていただき、実施していただくことを要望いたしまして賛成討論といたします。 34: ◯議長【二見泰弘君】 根岸議員。 35: ◯11番【根岸ゆき子君】 私は賛成の立場です。  この時期に来て、特に子育て世代、大幅に値上げということの負担感は大きなことながらも、それでもなお赤字、いろいろこの時期に工夫をしても、なお赤字であるというところもあり、制度維持のためにという意味合いで、私は賛成をいたします。  理由はほかの方とも重複するので割愛をいたしますが、ちょっとお願いしたいこともあって討論をいたします。  まず1つは、一般会計の繰入額の検討と、それから資産割、均等割、平等割の検討ですね。これは説明にもありましたけれども、特別会計の独立を大前提というところで今までやってまいりました。  ただ、国保はその支援金分、後期高齢者医療制度には平成20年度から国保からも支払いをしていると。あと、介護保険制度の運営に対しても、平成12年度から負担を国保からしているということは、社会全体の枠組みから言えば、そういう流れになるんでしょうけれども、ただ、独立が大前提というラインとか、そういう考え方の枠組みを、果たして何をもって独立というふうに捉えればいいのかなということが、多少、国保の制度の変遷とともに、もう1度、そこは改めて見直してみて、検討する必要があるのかなというふうには思いました。  2点目は、今回、ご説明の中で、納付書と一緒に住民への周知をしていくというお話がありました。もちろんその前にホームページ等か、広報という手段はあるんでしょうけれども、私はそれでは住民周知がおそくなるというふうに捉えております。対話の場と言っていらっしゃる移動町長室なんかもあるんでけれども、多分、時期が間に合わない。というところでは、今までも過去、顕著な成功事例としては、ごみなんかもありますので、ぜひともこれは時期を早めというか、出向いていって説明をするという形をとっていただきたい。願わくば、納付書の配達の前に、それ以前に個人通知をすべきだというふうに思うんですけれども、それはちょっとまた財政負担もかかるということであれば、出向いて説明するという機会をぜひ早めに検討していただきたいというふうにお願いをいたします。  やっぱり今回のことは、失敗とか成功ではなく、どうしても結果論ということになります。これから30年度、すぐに1年過ぎたらば県の運営に入ってということで、県から言われた納付額をまたどのように町民に負担していただくかということは、これも町でやっぱり決めていかなければならないことですから、そこら辺も含めまして、内部の検討、そしてご理解をいただくための早めの直接対話をしていくことですね。その説明をしていただくようにお願いをいたしまして、賛成討論といたします。 36: ◯議長【二見泰弘君】 これをもって討論を終結いたします。  これより町長提出議案第3号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 37: ◯議長【二見泰弘君】 起立多数であります。よって、町長提出議案第3号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第5 議案第4号 二宮町指定地域密着型サービスの事業の人員、               設備及び運営に関する基準等を定める条例の一               部を改正する条例審査について 38: ◯議長【二見泰弘君】 日程第5「二宮町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第4号を議題といたします。 39: ◯議長【二見泰弘君】 職員をして朗読させます。 40: ◯職員【椎野文彦君】 (朗  読) 41: ◯議長【二見泰弘君】 委員長の報告を求めます。 42: ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。       〔2番・教育福祉常任委員長前田憲一郎君)登壇〕 43: ◯2番・教育福祉常任委員長前田憲一郎君】 教育福祉常任委員会の委員長報告を申し上げます。  去る2月28日の本会議において、本委員会に付託されました町長提出議案第4号「二宮町指摘地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例」を議題として、3月1日、第一委員会室において委員会を開催いたしました。  出席者は委員全員、町長、副町長、健康福祉部長、福祉保険課長、介護保険班長、及び傍聴議員でした。  執行者側から条例改正の内容について補足説明を受けたのち、質疑に入りました。概要は次のとおりです。  委員「地域密着型だが、二宮町に今回の改正で該当する施設がどのくらいあるのか。」執行者「地域密着の通所介護事業所数は5事業所が登録されている。」委員「5事業所の定員はどのくらいになっているか。」執行者「利用定員は細かいところまで把握していないが、1事業所は若干空きになっているが、その他は空きがなしという利用定員になっている。」委員「保育園などは子ども何人に対し、保育士何人という定めがあるが、町の裁量で地域密着の通所介護所で介護者を手厚くできるのか。」執行者「今までの基準をそのまま引き継いでいるので、町で基準を上げ下げした部分はない。あくまでも基準なので、事業所で手厚くしてもらっても構わない。」委員「地域密着サービスとして町におりてくることに対し、町の負担についてきちんとした回答が欲しい。役場の職員は少ないし、業務量が多いと認識しているが、制度改正があり、担当職員を増員するのか、業務量が増えないのか確認したい。運営推進委員会があるが、これには利用者、利用者の家族が入るとのことだが、なかなか大変だと思う。どのように運営をしていくのか。過去、制度が変わることで、事業が成り立たないということがあったが、平成28年度行っていた現行どおりで、事業所に入ってくるものは変わらないのか確認したい。」執行者「役場職員の業務量は増えるが、現在と同じ人数で行う。運営推進会議については、主体が事業所なので、そちらから声をかけてもらう。介護サービスの点数は変更ないので、事業者の新たな負担はない。」委員「地域密着の通所介護所は5事業所と聞いたが、例えば一燈会のような大きな事業所でなく、利用者が18人以下であれば、このような名前をつけるということか。町に権限をおろすことについて、町ではメリットをどのように考えているのか。」執行者「利用定員に関しては、事業所が届け出を出したものを町が取り扱うことになる。介護サービスの内容については、大きく変わってくることはない。」委員「運営推進会議に町が参加できるようになり、町が地域ケアシステムをつくる上で、より身近なものになると思うが、どうなのか。」執行者「運営審議会などに参画し、当初は国に準じた基準で進めるが、住民、事業者の要望を話し合い、新しい基準にできるかどうか検討する。」委員「国・県からの財政措置はあるのか。」執行者「特段、補てんがあるというような話はない。」  以上で質疑を終了したのち、討論に入りました。  討論はなく、採決に入りました。町長提出議案第4号を採決したところ、賛成多数により原案のとおり可決されました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 44: ◯議長【二見泰弘君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 45: ◯議長【二見泰弘君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 46: ◯議長【二見泰弘君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第4号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 47: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第4号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第6 議案第5号 二宮町道路線の廃止及び認定についての審査に               ついて 48: ◯議長【二見泰弘君】 日程第6「二宮町道路線の廃止及び認定についての審査について」町長提出議案第5号を議題といたします。 49: ◯議長【二見泰弘君】 職員をして朗読させます。 50: ◯職員【椎野文彦君】 (朗  読) 51: ◯議長【二見泰弘君】 委員長の報告を求めます。 52: ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。       〔8番・総務建設経済常任委員長(野地洋正君)登壇〕 53: ◯8番・総務建設経済常任委員長【野地洋正君】 総務建設経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。
     去る2月28日の本会議において、本委員会に付託されました町長提出議案第5号「二宮町道路線の廃止及び認定について」を議題として、3月1日、第一委員会室において委員会を開催いたしました。  出席者は委員全員、町長、副町長、都市部長、都市整備課長、道路班長、及び傍聴議員でした。  提出者からの補足説明のあと、直ちに質疑に入りました。概要は次のとおりです。  委員「町道と農道の違いはどのようにしているのか。」執行者「管理の区分を分けているのは、実際に農業者が使うかどうかというところが大きく、道路に面して耕作地がどの程度あるかという点で分けている。農道であっても町道番号がついているところもあるが、管理上は農道扱いとされ、産業振興課の管理となる。」委員「町道38号線で例えると、道路の3分の1が二宮で、3分の2は小田原である。名称は町道38号線でいくのか。」執行者「そうである。ほかにも入り組んでいるところはあるが、お互いの市町村で協定を持っている。ここは小田原市の土地であっても、二宮町が管理することとなっているが、逆に、中村川を渡ったところにある二宮町の土地では、小田原市道として管理されている。今回、認定見直しにより、町道38号線は2級町道15号線と変わる。」委員「今後、白書をつくって管理するか、また新らしく来た人がわかりやすいよう、町道表示をしていく予定はあるか。」執行者「白書はつくっていないが、議案に添付している町の道路の認定調書というものを作成しなければならないこともあり、それを代用する。また、長寿命化計画を今後、作成していく予定。町道表示については考えていないが、認定道路網図はホームページに掲載し、お知らせをする。」委員「幅員によっては、図面に載せないこともあるのか。認定していない町道もあるのか。」執行者「認定するには一定の基準がある。一番大きいのは建築基準法で、家を建てるために必要な道路か否かである。各家庭の入り口が別の道路からとれる場合は認定していないところも数多くある。その場合、道沿いの土地に建築するときにセットバックは発生しない。ちなみに、町が管理している道路はすべて把握している。」  以上で質疑を終了し、討論に入りましたが、討論はなく、町長提出議案第5号を採決したところ、全員賛成により原案のとおり可決されました。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 54: ◯議長【二見泰弘君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 55: ◯議長【二見泰弘君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 56: ◯議長【二見泰弘君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第5号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 57: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第5号は原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午前11時から始めます。                          午前10時51分 休憩    ────────────────────────────────                          午前11時00分 再開 58: ◯議長【二見泰弘君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  会議の前に、教育福祉常任委員長より発言の修正が求められています。  委員長、どうぞ。 59: ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。       〔2番・教育福祉常任委員長前田憲一郎君)登壇〕 60: ◯2番・教育福祉常任委員長前田憲一郎君】 ただいま第4号議案につきまして、委員会報告の中で、町長提出議案第4号を採決したところ、賛成多数と申し上げましたが、そこを賛成全員に訂正させていただきたく思います。よろしくお願いいたします。 61: ◯議長【二見泰弘君】 賛成、全員でございます。よろしくお願いいたします。    ────────────────────────────────    日程第7 議案第6号 平成28年度二宮町一般会計補正予算(第3号) 62: ◯議長【二見泰弘君】 日程第7「平成28年度二宮町一般会計補正予算(第3号)」町長提出議案第6号を議題といたします。 63: ◯議長【二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 64: ◯議長【二見泰弘君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 65: ◯町長【村田邦子君】 議案第6号の提案理由を説明いたします。「平成28年度二宮町一般会計補正予算(第3号)」ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,753万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ79億8,637万3,000円とするものです。  また、第2条において継続費の補正、第3条において繰越明許費の補正、及び第4条において地方債の補正をあわせてお願いするものです。  内容につきましては政策総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 66: ◯議長【二見泰弘君】 政策総務部長。 67: ◯政策総務部長【安部健治君】 それでは、ただいま町長よりご提案申し上げました議案第6号について、内容の説明を申し上げます。4ページをお願いをいたします。  第2表の継続費補正です。民生費、社会福祉費の高齢者保健福祉計画及び第7期介護保険事業計画改定事業は、総額400万円を当初予算で設定したものでございますが、事業費確定により、総額を302万4,000円とし、年割額につきましては、平成28年度を118万8,000円、平成29年度を183万6,000円とするものです。  衛生費、清掃費のし尿処理施設改修実施計画及び実施設計策定事業につきましては、総額2,000万円を当初予算で設定いたしたものでございますが、事業費確定によりまして、総額を536万9,000円とし、年割額につきましては、平成28年度を241万6,000円、平成29年度を295万3,000円とするものです。  第3表の繰越明許費補正です。本年度中に事業が完了する見込みがないため、翌年度への繰越事業とさせていただくものでございます。  総務費、戸籍住民基本台帳費の個人番号カード交付事務事業でございますが、全国のマイナンバーカードの発行状況をかんがみた結果、国の方針としまして、繰越明許の対応が各自治体へ通知されたことに伴いまして、平成28年度に交付決定をされました個人番号カード交付事業費補助金の一部を繰越明許するものです。  衛生費、環境保全費のリサイクルセンター整備事業負担金は、大磯町で建設いたしますリサイクルセンターの進捗状況が当初想定よりも遅れているため、繰越明許とするものです。  消防費、消防費の消防職員被服購入事業につきましては、平成28年12月議会において補正予算の議決をいただいたものですが、一部の被服において、年度内に納品できる見込みが立たないため、繰越明許とするものです。1市2町高機能消防指令センター整備費負担金につきましては、電話放送設備等の備品が年度内に整備できる見込みが立たないため、繰越明許とするものです。  5ページをお願いいたします。第4表、地方債補正です。  リサイクルセンター整備事業債につきましては、事業費の財源内訳見込額の変更に伴い、借り入れの限度額を1億7,980万円から1億7,560万円へと減額するものです。  梅沢人道橋補修事業債についても、事業債の確定に伴い、借り入れの限度額を1,110万円から640万円へと減額するものです。  高機能消防指令センター整備事業債につきましては、地方交付税への算入率が高い地方債に変更できたため、借り入れの限度額を8,180万円から8,790万円へと増額するものです。  続きまして、事項別明細の説明をさせていただきます。10ページ、11ページをお願いいたします。  最初に歳入です。町税の町民税です。個人、現年課税分の増につきましては、均等割額、所得割額、譲渡所得割の増に加え、収納率が当初の見込みより伸びていることによるものです。滞納繰越分の増につきましても、収納率の伸びによるものです。  町税の固定資産税です。固定資産税現年課税分の増につきましても、収納率の伸びによるものです。  利子割交付金、及び配当割交付金につきましては、計の配分額が減となったことに伴い、各市町村への配分額も減となったためのものでございます。  国庫支出金の国庫負担金です。民生費国庫負担金、社会福祉費負担金の自立支援給付費等負担金の増につきましては、障害福祉サービスの増に伴うもので、補助率は2分の1です。児童福祉費負担金の教育・保育給付費負担金の減につきましては、低年齢児の入所児童数が当初の見込み数より減となったことに伴うので、補助率は2分の1でございます。国民健康保険基盤安定負担金の増は、基盤安定繰入金のうち、保険者支援分の確定によるものです。  12ページ、13ページをお願いいたします。  国庫支出金、国庫補助金です。総務費国庫補助金、社会保障・税番号制度システム整備費補助金は、中間サーバープラットフォームソフトウェア運用負担金の調整経費分として交付決定されたためです。  民生費国庫補助金、児童福祉補助金の子ども・子育て支援交付金の増は、町外幼稚園が行う預かり保育の利用実績に伴い交付されるもので、補助率は3分の1です。  土木費国庫補助金、防災・安全交付金の減は、入札等による対象事業費の確定に伴うものです。  教育費国庫補助金、教育総務費補助金の特別支援教育就学奨励費補助金の増は、対象者の増に伴うもので、補助率は2分の1です。  県支出金、県負担金です。民生費県負担金、社会福祉費負担金の自立支援給付費等負担金の増は、自立支援サービスの増に伴うもので、補助率は4分の1です。児童福祉費負担金の教育・保育給付費負担金の減は、低年齢児の入所児童数が当初見込みより減となったことに伴うもので、補助率は2分の1です。国民健康保険基盤安定負担金の減は、繰出金の確定によるものです。後期高齢者医療保険基盤安定負担金の減は、繰出金の確定によるものです。  県支出金、県補助金です。総務費県補助金、市町村自治基盤強化総合補助金は入札等による対象事業費の確定に伴う減額です。  民生費県補助金、社会福祉費補助金の民生委員児童委員協議会運営費補助金の増は、神奈川県の民生委員児童委員活動費等負担金交付基準の変更により、基準額が増額となったものです。児童福祉費補助金の保育所関係補助金の増は、みちる愛児園駅前ナーサリーが開園したことに伴うもので、補助率は2分の1です。子ども・子育て支援交付金の増は、町外幼稚園が行う預かり保育の利用実績に伴い交付されるもので、補助率は3分の1です。施設型給付費補助金の増は、認定子ども園に通園する1号認定の子どもが増となったことによるもので、補助率は2分の1です。  農林水産業費県補助金、農業費補助金の新規就農者確保支援事業補助金の減は、対象となる新規就農者の経営安定化が図られたことに伴い、受給を中止したことによる減です。林業費補助金の松くい虫被害対策自主事業補助金は入札による対象事業費の確定に伴う減です。  県交付金、市町村事業推進交付金の減は、対象事業費の確定に伴うものです。  財産収入、財産売払収入です。不動産売払収入の土地売払収入の増は、民地に近接した町有地1カ所を売却したことに伴う増です。  14ページ、15ページをお願いいたします。  寄付金です。一般寄付金のふるさと寄付金の増は、本年度、収入見込額から平成28年度当初予算額の240万円を差し引いた金額を補正するものです。  同様に、地域福祉寄付金から図書館基金寄付金については、平成28年12月末日までにちょうだいしたふるさと寄付金以外のご寄付と募金箱等へ頂戴した寄付金の合計から、平成28年度当初予算額の1,000円を差し引いた金額をそれぞれ補正をするものです。  地域福祉事業寄付金の増は、CS21湘南様より3万円のご寄付を頂戴をしたものでございます。  みどり基金寄付金は吾妻山公園等に設置した募金箱等々、二宮町商店連合協同組合様からご寄付の合計で78万5,376円を頂戴をしたものです。  図書館基金寄付金は図書館募金箱に5万2,025円のご寄付を頂戴をしたものです。  諸収入、雑入です。基金支出金の消防団員等公務災害補償等共済基金支出金の減につきましては、退団予定者が15名から11名に変更になったことに伴うものでございます。雑入の資源回収物売払収入の減につきましては、古紙類収集量の減、並びに取引単価の減に伴うものです。  町債です。第4表の地方債補正でご説明をさせていただきましたとおり、減額等を行うものです。  16ページ、17ページをお願いいたします。  歳出となります。3月の補正予算ということで、入札等により経費が確定した内容の減額補正が大変多くなってきております。恐縮でございますが、この該当するものにつきましては、説明のほうを割愛をさせていただきますので、ご了承くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。  総務費、総務管理費です。一般管理費の非常勤職員経費、社会保険料の減につきましては、社会保険加入者が23名から20名に減になったことに伴うものです。一般経費、県市町村職員退職手当組合負担金の増は、自己都合退職者の調整額、特別負担金が増となったことに伴うものとなっております。  文書費の郵便物・ファックス等経費の通信運搬費の増は、荒廃農地移行調査など、当初想定をされていなかったアンケートの実施に加えまして、給与支払い報告書の書式変更に伴いまして、定型封筒から定型外封筒の送付となったことに伴うものでございます。  財産管理費の財産管理経費、国庫支出金等返還金は平成27年度神奈川県市町村事業推進交付金に錯誤が判明したため、対象分を神奈川県に返還するものです。  財政調整基金積立金の増は、1億円を積み立てるものでございます。  公共施設整備基金積立金の増は、平成28年12月末までに頂戴した寄付金に、新規積立分を合計して6,935万6,000円を積み立てるものでございます。地域福祉基金積立金、及び図書館基金積立金の増も平成28年12月末までに頂戴した寄付金を積み立てるものとなっております。災害対策基金積立金は、新たに1,000万円を積み立てるものです。  会計管理費の一般経費、マイナンバー入力委託料の減は、マイナンバーの通知が一括で町のほうに届くと想定をしておりまして、入力処理の外部委託を検討しておりましたが、実際には分割して町のほうに通知が届いたことによりまして、職員対応によって入力が可能となったため、全額減額するものでございます。  財産管理費の財産管理経費、臨時雇賃金の減は年度途中で1名退職したことによる減です。庁用車管理経費、燃料費の減はガソリン単価の値下がりによるものです。町民センター維持管理経費、光熱水費の増は平成27年度まで契約しておりました日本ロジテックが破産処理されたことを受け、前年度分を含めた支払い金額が確定したことによる増です。  安全対策費の交通安全施設維持・整備事業、光熱水費の減は街路灯がLEDとなり、当初の想定より電気料金が値下がりとなったためのものでございます。  総務費、戸籍住民基本台帳費です。戸籍住民基本台帳費の個人番号カード交付事務事業、国庫支出金等返還金は、通知カード未受取者に対する催告用の郵送料が補助対象外となったため、当該補助対象外分を国に返還をするものです。  民生費、社会福祉費です。社会福祉総務費の民生委員児童委員経費、民生委員児童委員協議会運営費補助金の増は、歳入でもご説明をしましたが、神奈川県の民生委員児童委員活動費等負担金交付基準の変更により増額となったものです。  18ページ、19ページをお願いいたします。  障がい福祉費の在宅障がい者援護事業、地域活動支援センター運営費負担金の増は、町外にあります地域活動支援センターの総通所者が減になったことに伴い、負担金が増となるものです。施設通所者交通費補助金の増は、施設通所者が当初想定よりも5名増となったことによるものです。  自立支援給付事業、中郡障害支援区分認定審査会負担金の増は、平成28年度より地域生活支援事業補助金の対象が入ったことを受け、幹事町の大磯町に追加で負担する必要性が生じたためのものです。  自立支援給付費の増は、障害福祉サービスの利用の増にともなうものです。  障がい者医療費給付補助事業、手数料の増は医療証での受診者が増えたことによる事務処理手数料の増です。障害者医療費の増は対象者数増によるものです。  老人福祉費の高齢者福祉施設等関係経費、福祉ワークセンターエアコン更新工事は二宮町福祉ワークセンター内のエアコンが故障したことに伴い更新するためのものです。  国保特別会計繰出金の保険基盤安定繰出金の増は、法定軽減分、保険者支援分の確定によるものです。財政安定化支援事業繰出金の減は、高齢者被保険者割合等で繰入金が確定したためのものです。  後期高齢者医療特別会計繰出金の広域連合事務費繰出金、広域連合医療費繰出金、及び保険基盤安定制度繰出金の減はそれぞれ繰入額の確定による減です。  介護特別会計繰出金の事務費繰出金の増は、介護報酬改定等に伴うシステム改修による増です。介護給付費繰出金の減は、介護サービス事業費の減によるものです。地域支援事業介護予防繰出金の増は、制度改正に伴う総合事業のサービスにかかわる増です。  民生費、児童福祉費です。母子福祉費の母子保健事業、妊婦健康診査委託料の減は、健康受診者の減に伴うものです。  児童給付費の子ども・子育て支援給付経費、幼稚園型一時預かり事業委託料は、歳入でもご説明させていただきましたが、町外の幼稚園が行う預かり保育を利用する園児が生じたことによるものです。  保育所関係費補助金の増も、歳入でご説明をしましたが、みちる愛児園駅前ナーサリーが開園したことに伴うものです。  教育・保育給付費の減は、低年齢児の入所児童数が減となったことに伴うものです。  20ページ、21ページをお願いをいたします。  衛生費、保健衛生費です。保健対策費の健康診査事業、手数料の増は各がん個別検診の要精密検査の受診者が増となったことに伴うものです。  衛生費、環境保全費です。環境保全対策費のごみ処理広域化推進事業、粗大ごみ破砕処理場処理負担金の増は、平塚市粗大ごみ破砕処理場にて修繕を行ったことによる負担金の増でございます。環境事業センター処理負担金の増は、灰の資源化量の増に伴う負担金の増です。  衛生費、清掃費です。塵芥処理費のじん芥運搬処理事業、家電運搬委託料の増は、処理可能品目の増加に伴う処理量が増となったためでございます。樹脂類処理委託料の増は、ペットボトル収集量が当初の想定より約2,590キロ増となることによるものです。  22ページ、23ページをお願いいたします。
     農林水産業費、農業費です。農業振興費の農業振興事業、青年就農給付金の減は、歳入でご説明をしましたが、新規就農者の経営安定が図られたことに伴い受給を中止したことによるものです。  農林水産業費、水産業費です。漁港施設費の漁港整備事業、漁港区域内海岸養浜工事の減は、前年に行った養浜工事による砂れきが想定以上に残っていたため、施工規模を縮小して実施したことによるものです。  24ページ、25ページをお願いいたします。  土木費、都市計画費です。下水道事業特別会計繰出金の減は、下水道事業費及び町債などの財源が確定したことに伴う減です。  消防費です。常備消防費の消防庁舎維持管理経費、光熱水費の増は日本ロジテックへの支払い額が確定したことによるものです。  消防救急無線広域化・共同化等整備事業の1市2町高機能消防指令センター整備費負担金の減は、平塚市で実施した入札に伴う負担金の減です。  非常備消防費の消防団運営経費、団員退職報償費の減は、退団予定を15名と見込んでいたところ、11名となったことによる減です。  教育費、教育総務費です。教育振興費の要保護及び準要保護児童生徒就学援助事業、児童生徒就学援助費の減は、対象者が221名から200名に減となったことによるものです。特別支援学級児童生徒支援事業、特別支援学級就学奨励費の増は、対象者が19名から23名に増となったことによるものです。  26ページ、27ページをお願いいたします。  教育費、小学校費です。学校管理費の小学校共通施設管理運営経費、光熱水費の減は電気料金が値下がりしたためのものです。  教育費、中学校費です。学校管理費の中学校共通施設管理運営経費、光熱水費の減も電気料金が値下がりしたためのものです。  教育費、社会教育費です。生涯学習振興費の生涯学習センター管理運営事業、光熱水費の減も電気料金が値下がりしたためのものです。  教育費、保健体育費です。体育施設費の町立体育館施設管理運営事業、光熱水費の増は日本ロジテックへの支払い額が確定したことによるものです。町民温水プール施設管理運営事業、光熱水費の減も電気料金の値下がりによるものです。  学校給食費の学校給食施設管理運営経費、光熱水費の減も電気料の値下がりによるものです。  28ページ、29ページをお願いいたします。  公債費です。元金の町債償還元金、償還元金の増は元利均等償還の利子が低利であったため、元利分が増となったものです。利子の町債償還利子、償還利子の減は実際の借入利率が0.1%と低利であったことによるものです。  予備費ですが、本補正により7万4,000円を減額して、1,906万6,000円とするものです。  済みません、一部、ちょっと訂正をさせていただきます。12ページ、13ページのほうをお願いいたします。  児童福祉費負担金の教育・保育給付費負担金の減の関係で、先ほど補助率の関係で2分の1ということでお話しさせていただきましたけれども、4分の1ということで訂正をさせていただきます。  よろしいでしょうか。13ページの款県支出金、項が県負担金、説明欄の02の下の部分、教育・保育給付費負担金減があります。マイナス628万7,000円、この部分です。申しわけございません。これが先ほどの説明の中では2分の1とお話ししましたけれども、4分の1です。  以上で説明のほう、終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 68: ◯議長【二見泰弘君】 これより質疑に入ります。 69: ◯議長【二見泰弘君】 小笠原議員。 70: ◯1番【小笠原陶子君】 13ページの財産収入の土地売払収入のところで、民地に隣接した土地だということだったんですけれども、大きさとか地目は住宅地でしょうけれども、それをもうちょっと詳しくお知らせください。  それから、15ページの資源回収物売払収入の減で、このあとごみが増えたりして支払うものが向こうのセンターに多くなったりしていますが、私、町民の方のごみの出し方で、もうちょっと資源として出せるものがあるなというふうにいつも思っているんですけれども、量よりも単価が大幅に下がったのか、量もという話だったので、どのくらいの比率でどう変わったのかというのをお知らせいただければと思います。  それから、19ページの老人福祉費の(05)高齢者福祉施設等関係経費のワークセンターエアコンは280万9,000円ということで、いいお値段なんですけれども、今までのものはどのくらい使ったのかとか、この形を買うことにしたものとか、私、ワークセンター、フルにうまく使っているのかなという疑問があって、いろいろなやり方があったのではないかというふうに思うものですから、そのことをお伺いしたいと思います。  それから、ちょっと戻るんですけれども、4ページの継続費補正の民生費が安くあげたというところでは、どういう工夫で当初より安く上がっているのかなというところなんですけれども、それはここでは聞かないほうがいいのかな。  社会福祉費の高齢者保健福祉計画及び第7期介護保険事業計画が当初400万円だったところが300万円になるので、これは補正の特別委員会でやるものでしたら、それはそれで、今じゃなくても結構です。 71: ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 72: ◯財務課長【二宮雅巳君】 それでは、私のほからまず財産収入、土地売払収入、こちらの内容について、もう少し細かい内容をご説明いたします。  こちらにつきましては、国からいわゆるあかみち等の土地の移管を受けて、普通財産化したものになります。場所はJR東海道線沿いの、番地で言いますと二宮町字上川窪というところになります。そこの平米数では72平米程度をここで売却したという形になります。地目は売却時点では雑種地扱いという形になります。  以上でございます。 73: ◯議長【二見泰弘君】 生活環境課長。 74: ◯生活環境課長【和田隆彦君】 それでは、15ページ、雑入の資源回収物売払収入の件についてご説明申し上げます。  まず、減になった大きな原因としましては、古紙・布類の減少ということでございますが、特に雑誌ですとか新聞、この量が多いものが1円から0.5円、単価が下がったということで、まず1つ原因があります。  また、量につきましても、新聞等、雑誌、雑紙、それぞれ50トン程度減になるという見込みで、この減となっております。  逆に、家電類につきましては、単価が上昇したということで、100万円ほど増になりますから、古紙・布類の240万円の減と相殺されて、142万1,000円の減額補正ということになっております。 75: ◯議長【二見泰弘君】 健康福祉部参事。 76: ◯健康福祉部参事兼健康づくり課長【戸丸隆司君】 福祉ワークセンターのエアコンの件でございます。ワークセンターにつきましては、平成7年3月に竣工という形でございますので、現在、21年以上たっている建物でございます。その当時に設置したエアコンでございまして、それが昨年の途中に壊れたという形でございます。  形状としましては、集中型といいますか、天井埋め込み型という形で、室外機があって、1階と2階にそれぞれ分散するような形の構造のものでございまして、2階の部分が今回、壊れてしまいました。1階については平常、動いているところでございます。  今回、2階の部分を変えさせていただくということでございますけれども、機種が古い状態でございましたので、修理というのが不可能というふうになりましたので、今回、天井埋め込み型から壁かけ型のものに切り替えさせていただくというような形でございます。  規模につきましては、各部屋が5部屋ございまして、それぞれ部屋に壁かけ式のものをつけさせていただくというような形のものでございます。 77: ◯議長【二見泰弘君】 地域包括ケアシステム担当課長。 78: ◯地域包括ケアシステム担当課長【小椋淳喜君】 4ページの高齢者保健福祉計画等改定事業における減ですけれども、入札による減となっております。 79: ◯議長【二見泰弘君】 小笠原議員。 80: ◯1番【小笠原陶子君】 1つだけ、エアコンに関しては、また大きいのをつけたのかなと思ったんですけれども、今、お話を伺ったら、各お部屋に壁かけ、一般型のを5つつけたということで、その5つの部屋を有効に活用していただくようにぜひお願いしたいというふうに思います。フルに5つの部屋がいつも稼働しているというふうにはあまり認識していないものですから、そのようによろしくお願いいたします。  それから、ごみのことに関しては、私どもの町が値段を決めるわけではなく、社会の情勢で単価が決まってくると思うので、それに関しては努力のしようがないと思いますけれども、私どもの町のごみを、この後、このページじゃなくて、平塚のセンターのほうに支払うお金も増えているというところでは、ごみの削減をぜひもっと……。  何か一時よりそういう声が小さいような気がしますので、もっとごみの削減、ごみごときに少ない町の予算の中で使うというのはとても残念なことなので、やはりそこの働きかかけを強くしていただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 81: ◯議長【二見泰弘君】 露木議員。 82: ◯7番【露木佳代君】 私、4ページの衛生費、清掃費の、今、小笠原議員が言ったところの下ですね。し尿処理施設改修実施計画及び実施設計策定事業のところで、ちょっと額があまりにも開いたなと思ったので、少し詳しくお聞きしたいなと思います。  それから、14ページの一般寄付金のふるさと寄付金増というところで、以前、一般質問で伺ったときに、27年の実績が414万6,000円ということで、このときのおっしゃった金額の条件、返戻品の手数料とか、返戻品の分とか、その辺の条件とここに出ている補正後581万3,000円の金額というのは、条件が同じで、つまり寄付金が増えたと単純に思っていいのかというところを確認させてください。  それから、19ページの障がい福祉費の扶助費、(02)自立支援給付事業のところの19-11を、ごめんなさい、もう1度、ご説明いただけると助かります。  それから、同じページ、母子福祉費の母子保健事業の妊婦健康診査委託料減、受診者が減というふうにおっしゃったようにメモしたんですが、単純に妊娠中の方がいなくなったということなのか、町外に出られたということなのかを教えてください。  それから、25ページ、公園費の公園等維持管理運営経費の部分、ご説明がなかったかなと思ったんですが、遊具の保守点検、8年ぐらい前でしょうか、初めて保守点検を全体でやりましたということで、一気に町じゅうからブランコが消えるという事態がありましたので、ここはなぜ減になったのかをお聞きしたいと思います。  以上です。 83: ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 84: ◯財務課長【二宮雅巳君】 それでは、私のほうからはふるさと寄付金のことについてお答えいたします。  条件が変わったのかというご質問だったかと思いますが、基本的な条件については変わってございません。若干、返戻品は増えましたが、制度自体は変わっておらず、委託している業者についても変わってございません。  ただ、1点だけ、今まで特定の委託業者のみで募集をかけていた部分を、いわゆるサイトのヤフーですね、こちらのサイトでも掲載をしていただくような申込みをした結果、若干、増えてきたのかなと。人の目に触れる部分を拡大していったような取り組みでございます。 85: ◯議長【二見泰弘君】 生活環境課長。 86: ◯生活環境課長【和田隆彦君】 それでは4ページ、継続費補正のし尿処理施設改修実施計画及び実施設計の委託事業についてでございますが、こちらにつきましては、15ページにあります一般廃棄物処理基本計画策定委託料とあわせて入札で業者が落札いたしましたので、その関係でかなりの減額となっているということでございます。  申しわけございません。15ページではございません、21ページの一般廃棄物処理基本計画策定委託料とあわせて入札をかけております。落札しておりますので、その関係で減額となっているというところでございます。 87: ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 88: ◯財務課長【二宮雅巳君】 今の継続費補正の清掃費の関係です。若干、補足させていただきます。入札でもとの事業費の半分以下になってしまっているという状況がございます。こういうかなりの低入札の場合は、即座に落札者と決定せず、業者を呼び出した上、内訳書等を確認させていただき、事業執行可能かどうか、お互い調整した上で落札者決定とさせていただいておりますので、一応、契約する前に細かい調整をさせていただいた結果でございます。 89: ◯議長【二見泰弘君】 健康福祉部参事。 90: ◯健康福祉部参事兼健康づくり課長【戸丸隆司君】 母子保健事業の妊産婦検診の委託料の減でございます。先ほど議員のご質問のように、検診する方の減少ということで、見込み数が今までの3カ年ですとか、いろいろ見ながら、約170人を見込んでいるところでございましたけれども、実際、28年度につきましては、まだ少なく、百五十五、六人前後になってしまうだろうという見込みでございます。  この原因ということなんですけれども、やっぱり妊娠者が少ないという形で、今、出生率も下がっておりまして、今年度についてはちょっと厳しいのかなという状況でございます。 91: ◯議長【二見泰弘君】 福祉保険課長。 92: ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 19ページの自立支援給付事業の中郡障害支援区分認定審査会負担金の関係です。こちらにつきましては、介護保険の障害者版みたいな感じで、障害者がサービスを利用する際に、障害支援区分というのを認定するんですけれども、障害者の場合は介護保険と比べて利用数が少ないので、大磯町と共同でやろうということで立ち上げて、ずっとやってきているということで、今年は大磯町が事務局としてやっていただいているので、それに対して負担金を払っているところなんです。  それについてなんですけれども、基本的に内容はというと、審査していただく委員さんの報酬というのがメインになります。それについて、国費と県費で補助があったんですけれども、これが今年度になりました交付税措置をされるということになってしまいましたので、その分を1回は町として支出をしなければいけないという部分になりましたので、その部分を大磯町と半分ということなので、その増えた分の2分の1を大磯町さんのほうにお支払いをするというような状況になったということでございます。よろしくお願いします。 93: ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 94: ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 公園の保守点検の関係なんですけれども、こちらについては、入札を行った際の執行残を減額させていただいているという状況になります。 95: ◯議長【二見泰弘君】 露木議員。 96: ◯7番【露木佳代君】 ありがとうございます。 97: ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 98: ◯8番【野地洋正君】 13ページの民生費県補助金でいま一度、確認したいのが、説明の03になりますが、施設型給付費補助金増で、おそらくご説明で認定こども園の入園者増云々とございまして、例えば町内認定子ども園は今まだ存在しないかなと思いましたものですから、ちょっとそのあたりもう1度、教えてください。  それと、23ページ、一番下になりますが、道路維持管理費、おそらくご説明はなかったので、入札による残ということになろうかと思いますが、これにつきましては、予定どおりの長さ、予定どおりの工法により100%終わったということの理解でよろしいでしょうか。  以上2点です。 99: ◯議長【二見泰弘君】 子ども育成課長。 100: ◯子ども育成課長【中舘恵利子君】 では、13ページの施設型給付費補助金増についてですが、二宮町内には認定こども園はございません。ですので、町外に入園されている方の、当初、見込んでいた園児数よりも増えましたので、その分の増となっております。 101: ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 102: ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 道路維持管理経費の工事の関係なんですけれども、こちらにつきましては、すべて予定どおり終了している状況です。 103: ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 104: ◯8番【野地洋正君】 認定子ども園、町外へということで、これは入りのほうですから、補助に対する入りということになるんですが、要するに認定子ども園を希望するご家庭が増えているという理解をしたほうがいいのか、ちょっとそこを1つお聞かせください。  それと、もう1個の道路のほうです。予定どおり執行されているということで、450万円が残ったという形になるんですが、それに伴いまして、13ページの収入のほうになります。土木費国庫補助金というのがございまして、上から3段目の01防災・安全交付金減ということで、これがおそらく工事には使われたかと思うんですが、1,800万円強のマイナスになります。450万円が工事費でマイナスになって、歳入については1,800万円のマイナスになったかなとも理解できるんですが、このあたりの説明をあわせてお願いします。 105: ◯議長【二見泰弘君】 子ども育成課長。 106: ◯子ども育成課長【中舘恵利子君】 1号認定ですので、3歳以上の幼稚園児となりますけれども、町外といいましても、平塚・大磯・小田原と近隣の4園に6名の方が入園されておりますけれども、当初は2人ということで把握しておりましたので、若干、増えているというような状況です。 107: ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 108: ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 ご質問のとおり、歳入のほうは、こちらの防災・安全の交付金ということで国から補助金をもらっているんですけれども、今回、23ページで減額した事業が補助金をもらっているすべてではないんですね。なので、実際には減額のほうは、歳入のほうが少し多くなっているというのが現状になります。 109: ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 110: ◯8番【野地洋正君】 今、道路の件でもう1度、確認です。  この道路整備事業は、ほかにもたくさんいろいろな事業が当初予定されていまして、そちらのほうとの全部合わせた合計の中で計算すると、1,800万円マイナスになってくるので、この補正の中の450万円だけの判断ではできないという全体像があるということで理解してよろしいでしょうか。 111: ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 112: ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 そのとおりになります。 113: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。 114: ◯9番【渡辺訓任君】 まず、4ページです。繰越明許として、個人番号交付事務事業、これが国として継続ということで、おそらく国のもくろみどおりには計画は進んでいないと思うんですが、現時点で普及率といいますか、カードがどの程度、普及しているか、そのあたりを教えていただきたいと思います。  それから、あと13ページ、財産収入についてです。先ほど小笠原議員からも質問がございましたが、この価格をざっくり計算しますと、坪当たり10数万円ぐらいになるかなと。そうしますと、この単価の妥当性といいますか、その辺について説明をいただければと思います。  それから、あと17ページです。財政管理費についてです。財政管理経費の中で、財政調整基金積立金が今回1億円を積み増しするという案でありますけれども、これに関して、このあと出てきます特別会計、国保関係の町債発行が9,400万円あるということで、そちらのほうはお金が大幅に足りない。こちらには1億円財調に積み立てようということで、そのあたり、特別会計に1億円を活用するという、そういう検討はなされたのか、教えていただきたいと思います。 115: ◯議長【二見泰弘君】 戸籍税務課長。 116: ◯戸籍税務課長【神保英也君】 まず1点目の個人番号の数の発行の状況でございますが、こちらのほう、3月1日現在で3,390件の交付通知の発送をさせていただきまして、2,995件のカードを交付しているような状況でございます。交付率は88.3%というような状況でございますが、人口対比で見ますと、2万9,022人の人口に対しまして、交付枚数は2,995件ということになりますので、10.31%の交付率というような状況でございます。
    117: ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 118: ◯財務課長【二宮雅巳君】 まず、土地の売払いのご説明をさせていただきます。  先ほど申し上げたとおり、およそ72平米を今回、売り払ったわけですが、こちらにつきましては、近傍の土地の評価額を参考にさせていただいておりまして、その近傍の土地の単価がおよそ平米当たり7万7,000円程度だったと。この売払いに際しましては、普通財産売払価格算定要領というものがございます。この中で、その評価額の2分の1という形で売り払うと定めてございますので、そのとおり計算をさせていただいて、売却をさせていただいた次第です。  次に、財政調整基金のお話になります。財政調整基金につきましては、今回、1億円をさらに積み増しますよという補正をさせていただくのですが、今年度、9月の議会でもご説明をさせていただいたかと思うんですが、やはり今まで少な過ぎたと考えております。一般的には、前の議会でも申し上げましたが、標準財政規模の10%程度が望ましいとされておりますので、標準財政規模が55億円ぐらいになりますので、その1割ということで、5億円以上は目指したいということで、今回、積み増しをさせていただくのですが、近年ずっと低空飛行をしてきた状況がございまして、瞬間的には5,000万円程度まで落ちてしまった時期がございます。それを少しずつ回復をするよう積み増しをさせていただいておりまして、この積み増しを足しますと、4億円程度には回復してくるのかなと思っております。  国民健康保険に何とかならないのかというご質問があったかと思うんですが、そもそも国民健康保険は保険者の保険税、ないしは補助金等運営すべきもので、特別会計として切り離して経理をしているものでございます。一般会計が無秩序に繰り出しをしてしまいますと、国保加入者以外の税をそこに投入するような形になってしまいますので、それはある一定のルールがあればよろしいんですが、二宮町にはそれは特に現状でございませんので、基本的には会計別に経理すべきであるという意味で、今回、このような形になっているのかなと思います。 119: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。 120: ◯9番【渡辺訓任君】 まず、1点目です。この個人番号カードの普及率ですけれども、前回、お話を伺った時点とあまり変わっていないと。あくまでもこれは法定受託事務ということになるので、本当に私はこれだけ進まないのであれば、町の労力を使うのはもったいないと思うんですが、法定受託事務として継続をしなければならないという、そういうものでしょうか。それを1点。  あと、2点目ですが、確かに売払価格に関しましては、大体ぴったりになりますので、おっしゃるとおりに要領に沿ったものであると理解をいたしました。  あと、財政調整基金についてなんです。前の議会のときもご説明をいただいて、前回は3億円ぐらいになるということだったんですが、これは繰り入れ、繰り出しに関しては、ルールはないとおっしゃっていたんですが、法令上、これをしてはいけないとか、そういうことはあるんでしょうか。  それと、もう1つ、これは特別会計の町債のところになりますけれども、私の理解では、町債を発行するというのは、その資産なりが未来の町民にとって利益があると。ですから、例えば建物を建てる、このことを利用する町民が未来にわたってその費用を払っていくんだと、そういうふうな考え方だったと思うんです。  ところが、今回の場合は、平成26年に既にこの欠損の原因が発生していると。それを28年に前期高齢者の交付金の減が予想以上に大きい。そのことが国保財政に大きな欠損を生んでしまったと。このことを未来に延べ送りするということが、町債というものを考える上で妥当なのかと、その辺についてお聞きかせをいただきたいと思います。 121: ◯議長【二見泰弘君】 戸籍税務課長。 122: ◯戸籍税務課長【神保英也君】 確かにカードの発行の枚数につきましては、低迷しているというのが現実でございます。  ただ、こちらのほうの事務につきましては、やはり受託事務というものもあります。自治法のほうで定められているような形になりますので、こちらの法にならった形の中で事務は継続していくような形になってくると思います。 123: ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 124: ◯財務課長【二宮雅巳君】 国保への繰出金、法的に法定外繰り出しに違法性というものが明記されているかという部分なんですが、ほかの自治体でやっているところがあるように、そこは具体的に違法であるとまではおそらく規定はないと思います。  一般的には、財政力豊かな自治体さんがやっているような行為でございますので、近年の二宮の状況ですと、なかなかそこまでは回っていかないのかなというのが実情でございます。  それと、国保側の借り入れが町債の性質からしていかがなものかということでございますが、確かに国保で町債を借りるのはかなりレアなケースなのかなと思います。  ただ、制度維持という意味からしますと、後年、何年かに分けて制度維持のために被保険者の方にご負担いただくというのは、別におかしなことではないと思います。  また、今回の借り入れは無利子でございますので、言ってみれば運転資金の部分を借り受けるといったような部分でございますので、その辺の部分につきましては、特に国保側に大きな損害等が発生するとも思っておりませんので、問題ないものと考えてございます。 125: ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 126: ◯13番【添田孝司君】 1点というか、27ページ、教育費の光熱費についてお伺いします。教育費の中の光熱費の減、これが目立つんですが、先ほどの総務部長のご説明ですと、電気料の値下げということですが、例えば小学校共通施設管理運営経費の170万円はおよそ20%減、それから生涯学習センターの減もやはり20%以上の減、そして温水プールは30%ぐらいの減。これを電気料の値下げで説明をどういうふうにするのか、その辺のところをお伺いしたいと思います。 127: ◯議長【二見泰弘君】 教育部長。 128: ◯教育部長【鐘ヶ江学君】 電気料の中の燃料調整費ですとか、単価が下がったということで、その分の残額が生じたということなのですが、使用量はどうなのか、使った量はどうなのかというところを、1つ、例をお示ししたいと思うんですが、ラディアンの光熱水費なんですが、ラディアンの光熱水費は、電気を使った量が1.8%増なんです。全体的には料金は2割減というようなことになります。これは単価が下がったことによるものなのですが、あと、全部、減額になったというのが、予算の配分ということで、もともと見込んだ額が実績に基づいてやっているんですが、多少見込みが多かったというところもございます。 129: ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 130: ◯13番【添田孝司君】 確認ですけれども、使用電気量は1.何%増えた。実際に電気量は20%減ったということは、単価が本当に20%も減ったのか。それから、もう1つ、あとでご説明された予算の仕方なんですが、例えば生涯学習センターであると、300万円ぐらい予算を増やして、そして300何万円か減らしていると。  それから、小学校の共通管理運営経費だと、平成27年の予算が1,000万円を超えて1,054万円、ただし決算がやっぱり720万円。要するに300万円減。そして平成28年度が再び995万円で、今回の大きな減額補正ということで、予算の編成というか、予算案にやや問題があるのではないかと。  といいますのは、これは予算が減ればいいということではなくて、この予算が減っていれば、今、言っている教育費の中で300万円、400万円、下手すれば全部合わせると1,000万円減るわけですけれども、それが減れば、学校のエアコンが多少入るとか、ICT費が逆に入る。それから道路が二、三本補修できると、そういうような予算立てができるわけで、予算の精度というのは非常に重要なのではないかと、その辺のところの見解をお伺いします。 131: ◯議長【二見泰弘君】 教育部長。 132: ◯教育部長【鐘ヶ江学君】 前年の実績をもとに予算を計上しているのですが、安全を見て、少し余裕を持った形で計上しておりますので、今後は適正な予算計上に努めたいと思います。 133: ◯議長【二見泰弘君】 これより討論に入ります。 134: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。 135: ◯9番【渡辺訓任君】 私は補正予算に関しては反対の立場で討論します。  というのは、先ほども質疑の中で触れましたけれども、国保ともに一体のものとして考えた場合に、今回、緊急事態だと。そこでやはり町債を発行しつつ、逆に財政調整基金に1億円を積むということに関しては、やはり問題があるのではないかと思い、反対をいたします。 136: ◯議長【二見泰弘君】 これをもって討論を終結いたします。  これより町長提出議案第6号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 137: ◯議長【二見泰弘君】 起立多数であります。よって、町長提出議案第6号は原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後1時15分から始めます。                           午後0時13分 休憩    ────────────────────────────────                           午後1時15分 再開 138: ◯議長【二見泰弘君】 休憩前に引き続き会議を開きます。    ────────────────────────────────    日程第8 議案第7号 平成28年度二宮町国民健康保険特別会計補正               予算(第3号) 139: ◯議長【二見泰弘君】 日程第8「平成28年度二宮町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」町長提出議案第7号を議題といたします。 140: ◯議長【二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 141: ◯議長【二見泰弘君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 142: ◯町長【村田邦子君】 議案第7号の提案理由を説明いたします。「平成28年度二宮町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ9,283万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ37億6,707万9,000円とするものです。  また、第2条において、地方債についての補正をお願いするものです。  内容につきましては健康福祉部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 143: ◯議長【二見泰弘君】 健康福祉部長。 144: ◯健康福祉部長【宮川康廣君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第7号につきまして、内容の説明をさせていただきます。恐縮ですが、4ページをお願いいたします。  最初に第2表の地方債について説明させていただきます。神奈川県国民健康保険広域化等支援資金貸付金については、市町村の国保財政の広域化及び財政自立支援のための貸付事業で、見込みを上回る給付費の増大等により、財政収支の不均衡が生じる見込みとなったため、その不足額を一時的に補てんするため貸し付けを受けるものです。資金の貸付利率は無利子で、平成30年度から5年にわたり貸し付けを受けた額の5分の1の額として1,880万円ずつ償還します。  引き続きまして、事項別明細の説明をさせていただきます。8ページ、9ページをお願いします。  歳入です。国庫支出金、国庫負担金、療養給付費等負担金です。一般療養給付費負担金の増、介護納付金負担の減、後期高齢者支援金負担金の減は、負担金額の確定見込みによるものです。  高額療養費共同事業負担金の増は、負担金額の確定見込みによるものです。  国庫支出金、国庫補助金、システム開発等補助金です。制度関係業務準備事業費補助金は、国保広域化対応準備作業に伴うシステム改修に伴い措置される補助金です。  療養給付費公金の退職被保険者等療養給付費交付金の減は、交付額の確定見込みによるものです。  前期高齢者交付金の減は、交付額の確定によるものです。  県支出金、県負担金、高額医療費共同事業負担金です。高額医療費共同事業負担金の増は、負担金額の確定見込みによるものです。  10ページ、11ページをお願いいたします。  県支出金、県補助金、財政調整交付金です。普通調整交付金の増、及び特別調整交付金の減は、交付額の確定見込みによるものです。  共同事業交付金です。高額医療費共同事業交付金の増、保険財政共同安定化事業交付金の増は、交付金の確定によるものです。  繰入金、他会計繰入金、一般会計繰入金です。保険基盤安定繰入金の増、財政安定化支援事業繰入金の減は、繰入額の確定によるものです。  繰入金、基金繰入金、国保財政調整基金繰入金です。医療費等の資金に不足を生じるため、1億1,900万円の繰り入れを行うものです。  町債、広域化等支援資金貸付金です。第2表地方債でご説明しましたとおりでございます。  12ページ、13ページをお願いします。  歳出です。総務費、総務管理費、一般管理費です。国民健康保険運営事務事業は国保広域化対応準備作業に伴うシステム改修負担金の増です。  保険給付費、療養諸費です。一般被保険者療養給付費の増、及び退職被保険者等療養給付費の減は、資格切りかえによる医療費の増減を行うものです。  一般被保険者療養費及び退職被保険者等療養費は、他の補正の関連で財源内訳が変更となるものです。  審査支払費、審査支払手数料の増は、額の確定見込みによるものです。  保険給付費、高額療養費です。一般被保険者高額療養費、退職被保険者等高額療養費、一般被保険者高額介護合算療養費、退職被保険者等高額介護合算療養費は、他の補正の関連で財源内訳が変更となるものです。  14ページ、15ページをお願いいたします。  保険給付費、移送費です。一般被保険者移送費及び退職被保険者等移送費につきましても、財源内訳の変更でございます。  後期高齢者支援金等の後期高齢者支援金支給事業の減、後期高齢者関係事務費拠出金の支給事業の減、及び前期高齢者納付金等の前期高齢者納付金支給事業の減、前期高齢者関係事務費拠出金支給事業の減、介護納付金の介護納付金支給事業の増は、いずれも支払基金への支出額の確定によるものです。  16ページ、17ページをお願いいたします。  共同事業拠出金です。高額医療費共同事業医療費拠出金支給事業の増、及び保険財政共同安定化事業拠出金支給事業の減は、ともに国保連合会への拠出金の確定によるものです。  諸支出金です。償還金及び還付加算金、償還金です。国庫支出金等返還金の増は、過年度精算に伴う返還金の増です。  予備費です。本補正に伴い、1,693万円の減額をお願いし、補正後は350万4,000円とさせていただくものです。  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 145: ◯議長【二見泰弘君】 これより質疑に入ります。 146: ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 147: ◯13番【添田孝司君】 本補正の一番大きな点は、歳入のところではないかと思います。前期高齢者交付金の大幅な減と、それから財政調整基金からの繰入金が1億1,900万円ある。そして、県から町債としてお金を借りるという、この9,400万円、ここに大きなこの補正のポイントがあると思います。  これを歳出部分から、この補正のみで議論するのは適切ではないのではないかと思い、この国保の12月の補正等も含めた形でご質問をさせていただきたいと思います。  そもそもこの国保の28年度の予算は、27年度の決算・予算を大幅に下回る形で総予算を編成しています。それは前期高齢者の、要するに一番お金のかかる前期高齢者部分の人の減少というものをベースにして、減少見込みをベースにしてつくられた予算であったというふうに考えています。  ポイントは3つあって、それで全体の予算を抑えた。しかし、それと同時に、歳入の部分も前期高齢者交付金というものも減るであろう。しかし、療養給付費も同時に減るであろうとの予測で、その予算をつくったのですが、そこで大きく誤差が生じたのは、前期高齢者交付金の計算が予測以上に減ってきたこと、それから医療給付金が予想以上に減らなかったこと、これが大きな原因であると思うんです。その辺のところを、どうしてこのような予測と見込みと大きくかけ離れた歳入と歳出になってしまったのかということを改めてご説明いただきたいと思います。 148: ◯議長【二見泰弘君】 福祉保険課長。 149: ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 まず、最初に28年度の予算についてなんですけれども、27年度10月程ですね、そのぐらいから予算を組み込んでいかなくちゃいけないという中で、先ほど言われましたように前期高齢者のほうが人口構成の中から減っていくという予想も立てられたということをおっしゃっていただきましたけれども、それと同時に、26年度、委員会のほうでもお話しさせていただきましたけれども、1回、25年度、医療費が上がりました。26年度は落ちましたという中で、27年度も多少上がっていましたけれども、予算を立てる時点ではそれほど上昇が見られていなかったという部分がありました。  その中で、前期高齢者というのも、今、おっしゃったように、26年度をベースにして前期高齢者交付金というのは算定をされてきますと。そんな中で、ある程度、医療費が落ちた年度を基準にして算定するという前期高齢者交付金、その辺も考慮した中て、ある程度、落ちるだろうという予測をしたんですけれども、何しろこの前期高齢者交付金というのは全国水準で算定されるものなので、予算を算定する際には、どうしてもその確定した数字というものをつかむことができない。精算も2年後に来るということなので、ある程度の推計になってしまったということでございます。  それで、どうしたかというと、近年の動向を見て、この程度、前期高齢者交付金は減るけれども、確保できるだろうと。  同じ傾向の平成25年度というのも、23年度が1回、平成21年度より落ちた数字のものを算定したという年度だったので、その辺を見てみると、前期高齢者交付金というのは、今回、9億円程度に落ちてしまったんですけれども、25年というのは今の医療費水準より低い段階で、確定した数字の交付金というのが11億円ぐらいは来ていたというのもあったので、それほど落ちないだろうという推測もできたということで、予算立てをしたというものもございました。  そんな中で、27年度後半になりまして、いろいろな要因もあったと思うんですけれども、高度な医療を使われた高額な医療を受けた方もちょっと増えたような感じもありまして、最後には予備費充用とかもさせていただいた中で、急激な医療の増加が見られました。  28年度も同じような傾向で、医療費は増大しているという状況は同じ水準で続いているという状況でございます。  その中で、精算をかけられた26年度の前期高齢者交付金が確定された中で、推計を残念ながら下回るような数字で、11億円程度は来るだろうと思ったのが、9億円程度になってしまったというのが重なりまして、このような事態になりました。  こういった事態を運営協議会のほうにもお示ししながら審議をしていただいて、今回は10%、来年度をもたせるような水準での税率の改正をお願いしたというような経過でございますので、ご理解をいただきたいと思っております。 150: ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 151: ◯13番【添田孝司君】 前期高齢者交付金については、過去の医療の保険給付金ですか、給付費等の実績に基づいて確定されるということで、タイムラグがあって、予想に反した形での減少に至ってしまったと。それはよくわかりました。
     もう1つ、もう少し明らかにしてほしいなと思うのは、医療給付費の件であります。さきにいただいた資料では、1人当たりの保険給付費がどんどん増えている。特に26年から27年にかけては大幅に増えて、それで29年度の見込みまで徐々に増えてきてしまっていると。  それに対して、1人当たりの保険税は今までは変わらなかったという点で、おのずと財政上の逼迫した状態が出てくるということですが、保険給付費の高騰の理由として、やはり医療費の高騰であるというような説明がされていると思うんですけれども、実際に、例えば今年の補正を見ますと、12月補正で大幅な給付費の増額補正、1億3,600万円、なおかつ高額医療の給付費の補正も6,600万円ほどされているということで、今回、2,300万円しているわけですけれども、この大幅な差異、医療費の高騰ということから考えたときに、このような大きな差が出てきたというのは、一体どのように考えたらよろしいんでしょうか。 152: ◯議長【二見泰弘君】 福祉保険課長。 153: ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 医療費の高騰ということもあると思うんですけれども、あと高額の医療費が大分増えてきたというのは、先ほども前期高齢者、ある程度、減ると言ったんですけれども、そういった方々の中から、やはりどこまでこういう傾向だから増えたかとは言えないんですけれども、そういった人口構成の中で、やはりそういうものを使う方が今、増えてきているんじゃないかということがまず予想されると思うんですけれども、そんな中で、これからも、先ほども申し上げましたけれども、データヘルス計画とか、レセプトの分析等をして、どういった状況なのかというのも、もう1回、把握した中で、今後については保健指導等も踏まえまして、いろいろと考えていきたいと思いますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。 154: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。 155: ◯9番【渡辺訓任君】 まず、地方債についてお伺いします。  これは9,400万円ということになると、加入者1世帯当たりが1万9,000円弱ぐらいの借金を背負うということになってしまう。先ほどの論議でもありましたけれども、非常にこういったまれなケースということだったんですが、これ以外に財政的な危機を回避するための方法は検討されたんだろうかということが1点です。  あと、12ページ、13ページですが、先ほどからシステム改修という言葉で、一番上の一般管理費の負担金補助及び交付金で国民健康保険運用事務事業、国保システム改修負担金増というのがありますが、これはいわゆる個人番号が絡んでいるのでしょうか。  3つ目であります。16ページ、17ページ、共同事業拠出金についてです。特に保険財政共同安定化事業拠出金というのがございますが、これが全体の補正額は5,900万円の減ということになっております。先ほどご説明いただいたときには、この減というのが拠出金の確定というお話だったんですが、これは性質上、利用者なり、対象者の減少というのが要因になっているのかということを1つ確認したいことと、あと、この財源内訳なんですが、もし対象者なりが減るということで減るのであれば、県支出金がマイナスになる一方で、国保からの一般財源としての支出が増えるというのも何となく理解に苦しみますので、この減少を県支出金と一般財源で分けた分け方について、そこを教えていただきたいと思います。 156: ◯議長【二見泰弘君】 福祉保険課長。 157: ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 まず最初の、県の貸し付けを受けたということでございまして、こちらのほうは、県が広域的に神奈川県内の国民健康保険が財政上、危機になった場合に、貸し付けするという制度で、これは無償で5年間の償還という形になっています。  この償還については、平成30年度から5年間ということで返していくということでございます。先ほど一般会計のときでもご質問いただいて、財政のサイドから見解を述べていただきましたけれども、それと同じような答えになって申しわけないんですけれども、特別会計独立ということで、そういった原則を守るということで、妥当なものだと考えています。  それから、システム改修のものなんですけれども、こちらのほうはマイナンバーとは関係なくて、先ほど来お話ししている30年度からの広域化、県と財政運営を共同化していくという中で、いろいろとこれから29年度の秋には県に対する納付金、こういったものが確定していくよという作業の中で、そういったデータを集めるためのシステムの改修です。二宮町からも県、そして国に送るようなシステムをつくって、納付金の算定の基礎根拠を収集していただくというようなシステムを改修している費用でございます。  最後の、保険財政共同安定化事業拠出金の減、こちらについては、いろいろな同じような名前のものの補助というか、交付内容があるんですけれども、こちらについては、国が1,000億円規模で毎年、毎年、この予算を持っていて、それについて全国規模で前期高齢者交付金みたいな形になってくるんですけれども、二宮町の水準は全国でどのくらいなのかというのを基礎にして、割り振られてくるものなんです。  内容的には、この上のほうの保険財政共同安定化拠出金の基盤のほう、それと同じような感じで、基盤というのは軽減されている人の補てんとか、あとは1,700億円、27年度加えたというような形の中の支援金の部分なんですけれども、こちらはそれと似たような感じなんですけれども、60歳以上の高齢者の人数と、もう1つは軽減対象された世帯の数、これが全国的に比べて、二宮はどういう比率かというのをもとにして、それを1,000億円の中で、二宮町はどの程度になるのかという中で配分されてくるというようなものになっています。  そんな中で、今年度は去年並みにいただけるものと見込んでいた部分について、今、申し上げた低所得者の部分については、いただくものが今年は二宮町は該当にならないというような形になりましたので、その部分についての減ということなんです。  こちらのほうは、それについての特別な歳入はないので、基本的にはこの交付税の中に含まれているんじゃないかと思っております。 158: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。 159: ◯9番【渡辺訓任君】 まず、この地方債の町債の発行なんですが、神奈川県での制度ということなんですけれども、実際にこれは国保ですよね。ほかの自治体のほうでやはり運用に使っている例というのはあるでしょうか。それを1つ教えてください。  あと、保険財政共同化安定化事業拠出金なんですが、財源のほうにあらわれないということですが、要するに一般財源にあらわれているというのは、地方交付税措置されていると。それがこういう形で出ているという理解でよろしいでしょうか。 160: ◯議長【二見泰弘君】 福祉保険課長。 161: ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 最初の貸し付けの件なんですけれども、ここ数年来見た中では、ちょっと定かではないんですけれども、5市町村ぐらいは、ここ5年間ぐらいでいろいろ利用されているというのは確認しています。ちょっと何市町村かというのは、今、忘れちゃいましたけれども、その程度、利用はされている市町村があったと記憶しています。  それから、共同安定化事業拠出金の関係なんですけれども、こちらのほうは、先ほど申し上げましたとおり、国が1,000億円という規模で毎年持っているものが恒久化しているということなので、その部分について、交付税措置がされているものと思っております。 162: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。 163: ◯9番【渡辺訓任君】 そうしますと、町債の件はわかりました。  いろいろな制度がある中で、地方交付税措置しているというのが、国保だけじゃなくて、いろいろあるんですけれども、それはやはり大もとをたどれば、国から出ているということで、これをもっと見やすくするというか、地方交付税に算入されて、それが一般財源化されると、なかなかどこからお金が出ているかというのがわからないので、そういう方法というのは、やはりとれないものだろうかと思うんですが、そこはいかがでしょうか。 164: ◯議長【二見泰弘君】 福祉保険課長。 165: ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 なかなかいろいろな制度があって、難しいところですけれども、それについては何か機会があって、県・国等にも要望していければと思っています。 166: ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 167: ◯財務課長【二宮雅巳君】 交付税の使われ方をもっとわかりやすく、予算書上とかでもできないかということかと思うんですが、基本、一般財源化しているものでございますので、また計算も単純に、例えば下水道に幾ら算入されているから、下水道に幾ら当てられるというものでもない。なぜならば、交付税の一部はもう臨時財政対策債に振りかえられてしまっております。満額を頂戴していない状態でございます。それを単純に案分して当てるとか、そういったものはちょっと難しい処理になりますので、なかなか細かく充当するような手続は技術的に難しいと考えております。 168: ◯議長【二見泰弘君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 169: ◯議長【二見泰弘君】 討論なしと認めます。これより町長提出議案第7号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 170: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第7号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第9 議案第8号 平成28年度二宮町後期高齢者医療特別会計補               正予算(第3号) 171: ◯議長【二見泰弘君】 日程第9「平成28年度二宮町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」町長提出議案第8号を議題といたします。 172: ◯議長【二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 173: ◯議長【二見泰弘君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 174: ◯町長【村田邦子君】 議案第8号の提案理由を説明いたします。「平成28年度二宮町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ1,070万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億1,397万7,000円とするものです。  内容につきましては健康福祉部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 175: ◯議長【二見泰弘君】 健康福祉部長。 176: ◯健康福祉部長【宮川康廣君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第8号につきまして、内容の説明をさせていただきます。恐縮ですが、6ページ、7ページをお願いいたします。事項別明細書の説明をさせていただきます。  歳入です。繰入金、他会計繰入金、一般会計繰入金です。保険基盤安定制度繰入金の減、後期高齢者医療広域連合医療費繰入金の減、後期高齢者医療広域連合事務費繰入金の減は、いずれも繰入額の確定によるものです。  8ページ、9ページをお願いいたします。  歳出です。後期高齢者医療広域連合納付金です。医療給付費定率市町村負担金の減、市町村事務費負担金の減は、広域連合への負担金額の確定によるものです。  保険基盤安定制度拠出金の減は、同じく広域連合への拠出金の確定によるものです。  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 177: ◯議長【二見泰弘君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 178: ◯議長【二見泰弘君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 179: ◯議長【二見泰弘君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第8号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 180: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第8号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第10 議案第9号 平成28年度二宮町介護保険特別会計補正予                算(第3号) 181: ◯議長【二見泰弘君】 日程第10「平成28年度二宮町介護保険特別会計補正予算(第3号)」町長提出議案第9号を議題といたします。 182: ◯議長【二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 183: ◯議長【二見泰弘君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 184: ◯町長【村田邦子君】 議案第9号の提案理由を説明いたします。「平成28年度二宮町介護保険特別会計補正予算(第3号)」ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ2億726万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ22億9,425万1,000円とするものです。  内容につきましては健康福祉部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 185: ◯議長【二見泰弘君】 健康福祉部長。 186: ◯健康福祉部長【宮川康廣君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第9号につきまして説明をさせていただきます。  6ページ、7ページをお願いいたします。事項別明細書の説明をさせていただきます。  歳入です。国庫支出金です。国庫負担金、介護給付費負担金は、保険給付費の減額に関連して、国が負担すべき25%分の減額をするものです。  国庫補助金、調整交付金は、保険給付費の減額に関連して減額をするものです。  地域支援事業介護予防交付金は、地域支援事業費の増額に関連して増額をお願いするものです。  システム改修費補助金は、介護報酬システム改修に伴い補助金が交付されるものです。  支払基金交付金です。支払基金交付金、介護給付費公金は保険給付費の減額に関連して、支払基金が負担すべき28%分の減額をするものです。地域支援事業支援交付金は、地域支援事業費の増額に伴い、増額をするものです。  県支出金です。県負担金、介護給付費負担金は保険給付費の減額に関連して、県が負担すべき12.5%分の減額をするものです。  県補助金、地域支援事業介護予防交付金は、地域支援事業の増に関連して増額をするものです。  繰入金です。他会計繰入金、介護給付費繰入金は保険給付額の減額に関連して、町が負担すべき12.5%分の減額をするものです。  8ページ、9ページをお願いいたします。  地域支援事業介護予防繰入金は、地域支援事業費の増に関連して増額をするものです。  一般会計繰入金は、介護保険システム改修に伴い繰り入れるものです。  10ページ、11ページをお願いいたします。歳出です。  総務費です。総務管理費、一般管理費、介護保険運営事業です。介護報酬システム改修負担金につきましては、介護報酬改定に伴い、システムの改修が必要になったことによるものです。  保険給付費です。サービス等諸費、介護サービス等諸費の介護サービス等諸費給付事業につきましては、要介護1から5と認定された方が利用したサービスにかかる費用を支出する事業ですが、居宅介護サービス給付費から居宅介護サービス計画費につきまして、それぞれ利用料の伸びがないと見られるため減額するものです。  介護予防サービス等諸費の介護予防サービス等諸費給費事業につきましては、要支援1、2と認定された方が利用したサービスにかかる費用を支出する事業ですが、介護予防サービス給付費、介護予防住宅改修費、介護予防サービス計画費それぞれについて、利用料の伸びがないと見られるための減額に加え、この3月より開始される介護予防日常生活支援総合事業への予算の移行による減額です。  その他諸費の介護報酬審査支払手数料支払事業は、県国保連に対して、介護給付費等の審査にかかる手数料を支払うもので、給付費等のサービス利用数量と連動しますので、これにつきましても減額をするものです。  高額介護サービス費、高額介護サービス費支給事業は、サービスを利用した方が1カ月間に支払った利用料について、一定の上限額を超えた分を払い戻すもので、給付費の増加が見込まれ、増額をするものです。  12ページ、13ページをお願いいたします。  高額医療合算介護サービス費、高額医療合算介護サービス費支給事業は、介護と医療の自己負担額が所得等に定められた限度額を超えた場合に、超えた分を払い戻すもので、増加する見込みであるため増額とするものです。  特定入所者介護サービス費、特定入所者介護サービス費給付事業は、所得に応じて施設等での居住費や食事の負担について、自己負担の上限が設けられており、これを超える分について介護保険から支給するもので、利用料の伸びがないと見られるため、減額をするものです。  地域支援事業費です。介護予防・生活支援サービス事業費、介護予防・生活支援サービス事業費、及び介護予防ケアマネジメント事業費は、介護予防、訪問介護及び介護予防通所介護の一部が介護予防日常生活支援総合事業として実施されることに伴い計上するものです。  その他諸費、審査支払手数料、審査支払事務事業につきましては、県国保連に対して介護予防日常生活支援総合事業の審査に対する手数料を計上するものです。  14ページ、15ページをお願いいたします。  基金積立金です。介護給付費準備基金積立事業につきましては、給付費の減により、第1号被保険者の介護保険料について余剰額が生じる見込みであることから、基金へ積み増しをするものです。  以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 187: ◯議長【二見泰弘君】 これより質疑に入ります。 188: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。
    189: ◯9番【渡辺訓任君】 10ページ、11ページの介護サービス等諸費給付事業、それから介護予防サービス等諸費給付事業についてお伺いします。  先ほどこの見込みについて低くされているのは、利用者の伸びが見込めないというご説明でしたけれども、現状としてサービスを受けられる方が減っているとか、そういうことではなくて、1つはこちらの地域支援のほうに移ったりするということで、サービスの総量として大きく減っているということはあるのでしょうか。 190: ◯議長【二見泰弘君】 福祉保険課長。 191: ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 サービスの関係なんですけれども、対象者、あとサービスの利用料というのは、前年度決算に比べて落ちているのかということは、多少、出っこみ引っ込みはありますけれども、前年に対して、多少伸びている程度にとどまっている。これは皆様方、健康でいられると。ありがたいなという部分があるのか、またちょっと利用の部分で施設等の状況等にもよって利用が控えられてしまっているという部分もあるのか、詳しくこれからも調べていかなければいけないと思っているんですが、もともと予算のほうが伸びていくだろうというふうに多めに見ている部分がございましたので、その辺の差が、毎年、広くなってきているということで、1回、今回の補正もしないと余り過ぎるというような現状にもなってきましたので、今回、補正させていただいています。  あと、新事業のほうで新しく項目をつくっていますので、その分が減少しているという部分も多少含まれているという部分でございますけれども、大きなものは、予想に対してあまり伸びていないというような部分が主なものということでございます。 192: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。 193: ◯9番【渡辺訓任君】 私のほうで心配をいたしますのは、やはり使い方がよくわからないとか、あと使いたくても使えないという、そういう実情がないかを心配しておりますので、先ほど課長からも説明がございましたけれども、現状把握をぜひ進めていただきたい、このように思います。よろしくお願いします。 194: ◯議長【二見泰弘君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 195: ◯議長【二見泰弘君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第9号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 196: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第9号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第11 議案第10号 平成28年度二宮町下水道事業特別会計補                 正予算(第3号) 197: ◯議長【二見泰弘君】 日程第11「平成28年度二宮町下水道事業特別会計補正予算(第3号)」町長提出議案第10号を議題といたします。 198: ◯議長【二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 199: ◯議長【二見泰弘君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 200: ◯町長【村田邦子君】 議案第10号の提案理由を説明いたします。「平成28年度二宮町下水道事業特別会計補正予算(第3号)」ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ1,314万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億3,513万1,000円とするものです。  内容につきましては都市部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 201: ◯議長【二見泰弘君】 都市部長。 202: ◯都市部長【成川 一君】 ただいま町長より提案申し上げました議案第10号について、内容の説明を申し上げます。  4ページをお願いいたします。第2表地方債補正です。  公共下水道事業債は、起債対象事業費の執行額の減額や充当財源を変更したことにより、限度額を1億7,720万円から1億7,110万円に減額するものです。  流域下水道事業債は、酒匂川流域下水道建設事業負担金が減少したことにより、限度額を230万円から110万円に減額するものです。  8ページ、9ページをお願いいたします。事項別明細について説明いたします。  歳入です。分担金及び負担金の下水道事業受益者負担金です。現年賦課分の減になります。これは3年一括納付の件数が見込みより少なかったことによるものです。  繰入金の一般会計繰入金です。繰入金の減は、充当財源を変更したことにより減額するものです。  町債の下水道事業債です。公共下水道事業債の減は、事業費の執行額の減額や充当財源を変更したことにより、起債額を減額するものです。  流域下水道事業債の減は、処理場の建設事業費の縮小により、流域関連市町の負担金が減額となったため、起債額を減額するものです。  10ページ、11ページをお願いします。  歳出です。総務費の下水道総務費、一般管理費です。下水道運営経費の排水設備設置水洗化改造等奨励金の減は、申請件数が見込みより少なかったことによるものです。消費税及び地方消費税の減は、平成27年度事業分の確定申告による納付額の減と、平成28年度分の中間申告による納付額の減によるものです。  次に、施設管理費です。下水道施設管理経費の酒匂川流域下水道維持管理負担金の減は、流域処理場の汚水処理にかかる委託業務など、入札執行による不用額が生じたことにより、維持管理費が精算され、町の負担分が減額となったものです。  事業費の公共下水道事業費、下水道整備費です。公共下水道整備事業の汚水枝線実施設計委託料の減は、入札執行による不用額を減額するものです。  次に、事業費の流域下水道事業費です。酒匂川流域下水道建設事業費負担金の減は、建設事業費の縮小により、町の負担分が減額されたことによるものです。  12ページ、13ページをお願いします。  地方債に関する調書です。補正事項は歳入の町債で説明しましたが、公共下水道事業債及び流域下水道事業債の当該年度中起債見込額の減額を行うものです。元金償還見込額に変更はございませんので、当該年度末現在高見込額の合計は61億2,491万2,000円となる見込みです。  以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 203: ◯議長【二見泰弘君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 204: ◯議長【二見泰弘君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 205: ◯議長【二見泰弘君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第10号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 206: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第10号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第12 議案第11号 平成29年度二宮町一般会計予算    日程第13 議案第12号 平成29年度二宮町国民健康保険特別会計                 予算    日程第14 議案第13号 平成29年度二宮町後期高齢者医療特別会                 計予算    日程第15 議案第14号 平成29年度二宮町介護保険特別会計予算    日程第16 議案第15号 平成29年度二宮町下水道事業特別会計予                 算 207: ◯議長【二見泰弘君】 お諮りいたします。日程第12「平成29年度二宮町一般会計予算」町長提出議案第11号、日程第13「平成29年度二宮町国民健康保険特別会計予算」町長提出議案第12号、日程第14「平成29年度二宮町後期高齢者医療特別会計予算」町長提出議案第13号、日程第15「平成29年度二宮町介護保険特別会計予算」町長提出議案第14号、日程第16「平成29年度二宮町下水道事業特別会計予算」町長提出議案第15号を一括議題としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 208: ◯議長【二見泰弘君】 ご異議なしと認めます。よって、一括議題といたします。 209: ◯議長【二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 210: ◯議長【二見泰弘君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 211: ◯町長【村田邦子君】 それでは、5件の一括提案をさせていただきます。議案第11号「平成29年度二宮町一般会計予算」の提案を申し上げます。一般会計につきましては、歳入歳出それぞれ76億7,600万円で、前年度対比0.7%の減となっております。  議案第12号「平成29年度二宮町国民健康保険特別会計予算」の提案を申し上げます。国民健康保険特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ37億5,255万7,000円で、前年度対比3.3%の増となっております。  議案第13号「平成29年度二宮町後期高齢者医療特別会計予算」の提案を申し上げます。後期高齢者医療特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ8億1,418万7,000円で、前年度対比2.3%の増となっております。  議案第14号「平成29年度二宮町介護保険特別会計予算」の提案を申し上げます。介護保険特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ23億9,993万4,000円で、前年度対比0.05%の減となっております。  議案第15号「平成29年度二宮町下水道事業特別会計予算」の提案を申し上げます。下水道事業特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ9億6,472万5,000円で、前年度対比1.2%の増となっております。  以上、よろしくご審議をお願い申し上げます。    ──────────────────────────────── 212: ◯議長【二見泰弘君】 本日はこれにて散会といたします。次回の本会議は3月8日水曜日午前9時30分より開催いたしますので、よろしくお願いいたします。お疲れ様でした。                           午後2時08分 散会 発言が指定されていません。 © Ninomiya Town Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...